バクロフェン製剤(リオレサール)という薬

 

自分は片麻痺の治療のために、一か月ほど前から、バクロフェン(リオレサール)という新しい薬を飲み始めました。

ただこの薬、非常に強いようで、飲用を始めてからすぐに体がだるくて朝起きれなくなり、毎日12時間以上ただベットの上にいてうつらうつらしているような状態になってしまいました。

そこで今回は、このバクロフェン(リオレサール)という薬について調べてみました。

 

バクロフェン(リオレサール)は脳内で働く薬

このバクロフェン(リオレサール)は、中枢性筋弛緩薬(きんしかんやく)の一種で、脳から筋肉への筋肉緊張の伝達を抑え筋弛緩作用をあらわし、痛みやしびれ感などを緩和する薬だそうです。
・・・なんか難しい表現でよくわからないので、例を使いながら簡単に説明します。

人は、まず脳から「二の腕に力こぶを作れ」という命令を出し、それが脊髄を通り腕に伝わると、肘を曲げ上腕二頭筋にぎゅっと力を入れ「力こぶ」を作ります。この脳からの「筋肉への縮めろ」という命令が腕に伝わらないように脳内で遮断してしまうのです。

自分のように筋肉の過緊張が非常に強い片麻痺の場合、無意識のうちに脳から特定の筋肉に対して縮むように命令が出てしまいます。そのため自分の意志とは関係なく、腕が突然曲がったり、足の筋肉が突然つっぱったまま動かなくなったりします。
そこで、このような間違った命令が脳から外に出ないようにする働きをする薬がこのバクロフェン(リオレサール)です。

通常、自分のような脳血管障害、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症などによる痙性(けいせい)麻痺の治療に用いられろそうです。

非常に強い薬で副作用もたくさん!

医師からもらったバクロフェン(リオレサール)の案内を見ると、主な副作用として・・・

  1. ねむけ、めまい、ふらつき、頭痛、頭重感、倦怠感(けんたいかん)、意識障害、運動失調(複雑な動作や作業ができない)
  2. かすみ目、吐き気・嘔吐(おうと)、胸やけ、胃のもたれ、下痢、便秘、腹痛
  3. 食欲不振、口やのどの渇き
  4. まれに胸内苦悶(きょうないくもん)(胸が苦しい)、呼吸障害のほか、かゆみ、足の脱力感、排尿障害

さらに、使用上の注意には・・・、

ねむけ、注意力・集中力・反射運動の低下などがおこることがあります。使用中は自動車の運転、高い場所での作業などの危険を伴うことはしないでください。

と、書かれています。

自分の場合、このバクロフェン(リオレサール)を飲み始めて1か月の間、「ねむけ、頭重感、倦怠感」が非常に強く、結局1日中ほとんど何もできない日々でした。

医師の話では、自分のような副作用がある人もかなり多いとのこと。こんな薬を飲用していたら、とてもじゃないけど人間的な活動は不可能です。
ということで、医師に服用を止めてもらいました。 ただ服用をやめるとしばらくの間は、幻聴や幻覚に悩まされる人もいるそうです。
本当に、厄介な薬です。

実は、今回いろいろと調べてる際に、この薬がネット上で個人輸入薬として1000円程度で売っているサイトをいくつも見つけました。 あるサイトでは、自分のような障害者ではなく、ごく一般の人を対象に、「重度の肩こりや偏頭痛に効く」と薦めていました。

つまり、医者の処方なくても、誰でも簡単にこんな強い「くすり」が手に入り、しかも「自己責任」で飲用しているのです。

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