中国人を最も疑っているのは中国人

 

みなさんは、中国人の言うことを信用しますか?
自分は、よほど親しい知りあいの中国人の話以外は、中国人の言うことは信用しません。

その理由は、30年来の親友である中国人が、
「中国人は日本人とは違う。多くの中国人は、自分が話したことに対して責任を取る必要はないと考えている。中国では、騙すほうが悪いのではなく、騙されるほうが悪いのです。」
と、よく言っていたからです。

見知らぬ土地への出張は、ちょー難業務

「人を見たらドロボウと思え!」そんな性悪説の中国で、性善説の日本人が仕事をしていくのは至難の技です。
たとえば、自分が上海に住んでいた15年ほど前の話になりますが・・・、

自分が通訳兼秘書を連れ、上海の隣の浙江省の杭州に車で出張したときのことです。
上海からの高速道路を降りてから、道路標識を頼りに、杭州市の中心部までは無事到着。
しかし、自分も秘書も、さらにドライバーも、この杭州の街には、まったく土地勘がありません。

自分たちの目的地は、テルモの現地法人であるテルモ医療産品(杭州)有限公司。
そのテルモは、当時の杭州では最大の日系合弁会社だったため、
「まあ、その辺のお店の人や道行く人に道を聞けば、すぐ着くだろう。」
と考えていました。
そこで、秘書にテルモまでの道を誰かに聞いてくるよう頼み、自分は車の中で待っていました。
ところが、秘書は5分経っても、10分経っても戻ってきません。
「何かあったのでは・・・」と心配していると、やっと20分ぐらいしてから秘書は車に戻ってきました。

「随分、時間がかかったなぁ。テルモはそんなにわかりにくい場所にあるのか?」
と、秘書にたずねると、秘書は首を横に振りながら・・・。

「中国では人に道を聞くときには、日本のように簡単に信用せず、必ず二人以上の人が同じことを言うまでは、色々な人に聞きまくるのです。たいていの中国人は、たとえ自分が道がわからなくても、メンツを保つために口から出まかせで適当なことを言うのです。今回も10人以上の人に聞いてみて、やっと“これが正しい”と確信の持てる道がわかりました。」
とのことです。

つまり、中国人は同じ同胞である中国人ですら、最初から信用していないのです。

鍵がかかっていない所にあるものは、持っていっていい。

また、自社内での話ですが・・・、
中国の会社のオフィスでは、 社員達は自分が帰社する際に、机の上にあるものを全て鍵の付くロッカーや引出しにしまって帰ります。
その理由は、同僚を信用していないという面もあるのですが、メインは夜の警備のおじさんや早朝に掃除に来る掃除のおばちゃんを信用していないからです。

ちょっと笑える、自分の友人の日本人の経験談です。
ある日、彼が自分の店の看板を修理してた時の話です。
彼は、歩道からはしごを掛け、上に登り、まずは看板の様子を1-2分調べた後、必要な工具を取りに下に降りると・・・、

はしごの横に置いておいた、準備した工具箱も、彼がはいてきた靴も、はしごに掛けてあった上着も、ものの見事に通行人に持っていかれたそうです。

常に、自分の持ち物に気を配ってなければ、すぐに取られてしまうのが常識の中国。
ホント、疲れる国です。

今の中国人は、「人を見たらドロボウと思え!」「人の話は信用するな!」 、
と子供の頃から教わってきているのです。

“中国人の口”と“アラブ人の手”には気をつけろ!

20年数年ほど前、ドバイに出張した時にインド人タクシードライバーが言っていた話ですが、
「インドには古くから、“中国人の口”と“アラブ人の手”には気をつけろ!という教えがある」そうです。

今になってみると、自分もわかるような気がします。
確かに、南沙列島の問題でも、中国はいつも適当な口先外交で時間を稼ぎながら、 結局自分が有利になる「実効支配」を進めてきたのです。

一方、イスラム教徒であるアラブ人は、口ではなく、 すぐに物理的な行動に出ています。

現代のようなグローバル化した社会で生きる日本人には、華僑と並び印僑として、中世時代から世界中を巡っていたインド人のこの教えが、時を越えて役立つような気がします。

今の中国人は「知らない人を見たらドロボウと思え!」「知らない人の話は信用するな!」 、これが彼らにとっては子供の頃から教わてきた常識なのです。

★ 中国関連一覧はこちら

▶▶▶ 人口ピラミッドから見た世界と日本の
    将来
▶▶▶ 戦後日本の実質経済成長率の推移
▶▶▶ 平成30年間の主な出来事と日本の
    変化?
▶▶▶ 所得の二極化が進み中間層が崩壊
▶▶▶ 日本に住んでいる外国人の数は?
▶▶▶ 食料自給率、日本はどの程度?
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    ~世界経済勢力図の現在・過去・未来

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