米国大統領が起こした大スキャンダルの結末

米国大統領のスキャンダル

 

 現在、FBIがトランプ氏周辺とロシアとの不透明な関係を調べている最中なのに、先日突然FBI長官であるジェームズ・コミー氏を「おまえはクビだ!」と言って解任したトランプ大統領。
世界中のマスコミはこの突然の解任劇を受け、「トランプ大統領のロシア魅惑」とか「第2のウォーターゲート事件」とかいいながら大騒ぎしています。

そこで今回は、「ウォーターゲート事件」等の歴代米国大統領を襲った大スキャンダルの概要と結末について調べてみました。

■ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件

ウォーターゲート事件は、民主党本部(ニクソン大統領は共和党)のあるワシントンの「ウォータゲート・ビル」に、共和党に雇われた5人の男が侵入して盗聴器を仕掛けたことから端を発した政治スキャンダルです。

その後、裁判所に任命された特別検察官による一連の捜査で、盗聴テープの内容からニクソン大統領が「FBIに捜査の中止を命令」するなどの隠蔽工作への関与が明らかになった。その捜査結果を受け、議会により大統領弾劾裁判が設置され裁判が行われば、ニクソン大統領の罷免がほぼ確実な状況となった。
そのため最終的に、1974年8月8日にニクソン大統領は自らの辞任した。
ちなみに、200年にわたる米国の歴史の中で、任期途中で辞任した大統領はニクソンしかいないそうです。

■イラン・コントラ事件

イラン・コントラ事件は、レーガン政権がレバノンのイラン系のゲリラ「ヒズボラ」に捕まった米兵らを救出するため、違法にイランに武器を密輸出するとともに、その代金収入を、中南米ニカラグアの右派反政府武装組織「コントラ」違法に与えて武器購入させた事件。

1986年にこれが明るみに出てからは、米国国内はおろか世界を巻き込むレーガン政権の一大政治スキャンダルに発展した。

このイラン・コントラ事件の背景には・・・、
・イラン米国大使館占拠事件後、イランへの武器輸出を公式には禁止
・米国を敵視する左翼のサンディニスタ民族解放戦線が政権を握るニカラグアでは、コントラに武器を売ることは禁止
という事情があったにもかかわらず、レーガン政権は議会の決定に背き、情報機関を通じて秘密裏に実行したのだ。

議会の厳しい事件追求の中、ホワイトハウスは工作の事実があったことを認めたものの、国家安全保障会議(NSC)に所属していたノース中佐の解任、国家安全保障担当補佐官ポインデクスターの辞任で決着をはかり、結局レーガン大統領の責任問題にまでは至らなかった

■クリントン大統領の不倫セクハラ弾劾事件

先の2つの事件に比べると、極めてレベルの低い事件ですが・・・、
聖域であるホワイトハウス大統領執務室に隣接した書斎を使い、クリントン大統領とホワイトハウス・インターンが度々オーラルセックスしていたという不倫セクハラ問題が発覚。
その後、米国世論の批判が沸き上がり、一気に米国大統領の権威が地に落ちる同時に、大統領の品格と見識を問う一大政治スキャンダルに発展した。

その後、「議会の独立検察官の尋問に対する大統領の虚偽発言が大問題となり、結局クリントン大統領は議会による大統領解任の弾劾裁判にかけられました。

その弾劾裁判では、有罪評決に必要な2/3に達せず、クリントン大統領の無罪が確定しました。
ちなみに、歴代大統領の中で弾劾裁判の受けたのは、第17代大統領アンドリュー・ジョンソンと今回のクリントン大統領だけだそうです。

首の皮一枚で繋がったクリントン大統領ですが、その後もマスコミには任期終了まで叩かれ続けたようです。

実は今回の3人の大統領(政権)は、みな2期目の時に各スキャンダルを起しています。気の緩みからでしょうかねぇ?
しかし、トランプ大統領は就任してから、まだ100日ちょい。
かなり前途多難な船出ですね。

▶▶▶ 人口ピラミッドから見た世界と日本の
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▶▶▶ 戦後日本の実質経済成長率の推移
▶▶▶ 平成30年間の主な出来事と日本の
    変化?
▶▶▶ アメリカ大統領を途中解任ってで
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▶▶▶ レーガン元大統領とトランプ大統領の
    政策は似てる?

▶▶▶ トランプ大統領誕生で日本はどうなる?
▶▶▶ フランスの大統領の任期中の解任は
    できない?

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