
最近、TVや新聞で「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」という言葉を見かけませんか?
このADHDは英語のAttention Deficit Hyperactivity Disorderの略で、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる発達障害のことだそうです。
元々は子ども特有の病気と考えられてきましたが、最近は大人にも見られるそうです。
そこで今回は、「大人のADHD」について調べてみました。
■注意不足、落ち着きがない、キレやすい
このADHDの症状(注意不足、落ち着きがない、キレやすい)は、学童期の有病率は3~7%と言われ、おおむね7歳くらいまでに出現し、特に男性に多いとされています。
以前は成人期になると、症状が落ち着き目立たなくなるとも言われていましたが、現在では半数以上が成人期になってからも症状が続くということが分かってきたそうです。
これって、本当に病気と言っていいの?
自分も二人の子どもを育ててきましたが、こんなことはよくあることで、逆にこんな症状で子どもを病院に連れて行ったら可愛そうな気もしますが・・・。
ADHDの正確な原因は、未だに解明されてないようですが、ただ生まれつき脳内の神経伝達物質のバランスが悪く、その結果、中枢神経の機能に何らかの障害が発生するという説が有力とのこと。国内の成人のADHD有病率は1.7%と推定されています。
■ADHDって本当に病気なの?
以下は毎日新聞で紹介されていた、ADHDの患者さんにありがちな日常生活での症状です。
(1)重要なことを後回しにしてしまう。
(2)計画したことが最後まで実行できない。
(3)単純なルーティンワークにどうしてもなじめない。
(4)夜に熟睡できない。
(5)コーヒーにうまく砂糖が入れられない。
(6)はさみがうまく使えない。
(7)新しい機械の使い方を教わってもうまく作動させられない。
(8)自動車の運転中にやたらとクラクションを鳴らす、頻繁に車体をこすってしまう。
(9)運転中に車間距離がつかめない。
(10)スリッパをうまく脱ぐことができない。
(11)電気をつけっぱなしにしがちである。
(12)鍵をかけ忘れる。
(13)メールを書こうとしても文章がまとまらず何度も読み返す、送信相手を間違える。
(14)ネガティブシンキング(悲観的)になりがちである。
(15)自分を抑えることができない。
新聞では、これらのうち複数が当てはまる場合は、ADHDを疑って専門医を受診してみても良いとすすめていました。
これって、普通の人なら数個は当てはまるのでは?
躁鬱病にしろ、このADHDにしろ、精神科の病気は抽象的すぎてよくわかりません。単なる「本人の甘えからくる現実逃避」と区別が付くのでしょうか?
ようは本人の「気の持ちよう」な気もしますが・・・、
みなさんはどう思いますか?
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