高さ1kmの超々高層ビル「ジッダ・タワー」

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今春のサウジアラビア国王の来日で、1千人を超える王族や企業幹部らの同行に度肝を抜かれた自分でしたが、今サウジアラビアのジッタで高さ1kmの超々高層ビルが建設中と知り、ただただ驚いています。

このビルの名は「ジッダ・タワー(旧称キングダム・タワー)」、 ジッダ北部の紅海に面する地域に建設中の再開発地区「ジッダ・エコノミック・シティ」の中央部に建設中とのこと。

このビルの高さは、なんと1,008m。日本で一番高い高層ビルは「あべのハルカス」で300m。その3倍以上・・・。この1kmという信じられないような高さで、階数は167階。また、総床面積は319,000 m²で、東京ドーム6.8個分。

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さすが、オイルマネー・・・

建設途中のジッダ・タワー

出典:matome.naver.jp

ほんと、アラブの人たちがやることは、ちっぽけな島国に生まれ育った私たち日本人には理解不能のことばかり。

ビルの完成は2019年に予定ですが、完成すると現在世界で一番高いドバイにある「ブルジュ・ハリファ」(約827メートル、160階建て)を200m近く抜いて世界一の高さになる。

このタワーには、超高級ホテルやペントハウス、オフィス、商業施設などが入居する予定。

なんと驚くことにビルの建設当初は高さ1,600mで計画され、その名称は「マイルハイ・タワー」(Mile-High Tower)だったそうです。しかし、土壌テストをした結果、弱い通水性の石灰石と砂岩が層になっていることが判明し、この地盤の弱さの関係から、高さが縮小されることになったそうです。

建設費の方は約12億ドル、日本円で約1300億円。東京スカイツリーの総事業費が約650億円、新国立競技場の当初予定建設費が2520億円なので、かなり安いような気がします。なお、日本は工事関係者の人件費が高いため、こんな金額になるんだそうです。

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