猛毒を持つ「ヒアリ」の日本上陸は時間の問題?

ヒアリ1

 

先日、神戸市の神戸港(ポートアイランド)で中国の広州からの貨物船のコンテナから、特定外来生物にも指定されている強い毒を持つ「ヒアリ」という蟻が見つかり、大騒ぎになりました。
どうやら今回の「ヒアリ」の日本上陸は、コンテナヤードという水際でなんとか阻止できたようです。
そこで今回は、この「ヒアリ」について調べてみました。

■大人でも死に至るヒアリの毒

南米大陸が原産で「殺人アリ」と恐れられているヒアリ。体は赤茶色で体長はわずか2.5-6ミリ程度と、私たちが普段よく見る黒い蟻と比べるとかなり小ぶりです。
しかし、このヒアリはお尻に毒針が持ち、極めて攻撃的で、節足動物や爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食することが知られています。

人が刺されると、火のついた線香で突かれたような激しいやけどのような痛みとかゆみや動悸などが引き起こされ、最悪の場合、アレルギー反応であるアナフィラキシーショックで死亡してしまうこともあるそうです。
ちなみに、ヒアリの漢字名は「火蟻」、英語名は「Fire Ant」です。そのまんまですね。

このヒアリの生息地域は、中南米、アメリカ南部、フィリピン、台湾、中国南部、オーストラリアとどんどん広がってきているため、日本では2005年にこのヒアリを特定外来生物に指定し、それ以来日本上陸に厳重な警戒をしているそうです。

ヒアリ

■日本上陸は時間の問題?

環境庁では、このヒアリの日本上陸をなんとしても阻止すると言っていますが、専門家の話を引用すると、

これだけグローバリゼーションが進み、毎日大量の貨物が港に入ってくる現在、一つ一つの貨物すべてをチェックするのは不可能。ここ数年でこのアリは原産地南米から太平洋沿岸諸国を次々に席巻し、今では中国、台湾にまで来ており、日本に辿り着くのは時間の問題

・・・つまり、現実的には防ぎきれないと言っているのです。

現在、北米では毎年8万人ほどがこのヒアリに刺されケガをし、100人が死亡していると報告されているそうです。

日本も同じようになってしまうのでしょうか? 恐ろしいことですね。

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