経済の長期低迷で日本社会が抱えた大きな問題点

 

先日ネットである中国人ジャーナリストのコラムを読んでいると、そのコラムの中で彼は次のように主張してました。

日本は20年にも渡る経済と社会の長い低迷と高齢化社会の到来により、社会そのものが非常に大きな問題を抱え込んでいる。

1つ目の問題として、「日本の消費産業モデルが長きにわたり閉鎖的かつ単調だったために、もはやスピーディーに高い収益をあげるインターネットの時代についていけない」。

2つ目は、「社会の閉塞性と経済の停滞により、日本人の新しい物を受け入れる力が低下し続けている」。

3つ目は、「高齢化社会の深刻化に伴うイノベーション活力の欠如」。日本社会自体が「高齢化」していて先進のものを受け入れられないうえ、若者世代も社会の発展、国民生活、経済の動向、産業の発展に対する関心と情熱を失っていることが問題。

そして4つ目には、「日本政府による関連産業インフラ作りやサービスへの力の入れ具合が明らかに不足している」点を挙げている。

まさにその通りだと思う。

社会の高齢化とともに人手不足が深刻化し、日本社会そのものが新しいモノ・コトを受け入れる余裕がなくなってきていると感じます。同時に日本人自体が、新しいモノ・コトに対して「余裕がない、めんどくさい」と背を向けているような気がします。

最大の問題点は、上の3番目の指摘にあるように、これからの日本の高齢化社会を背負っていく若者世代が、「社会の発展、国民生活、経済の動向、産業の発展」といったマクロ的なことに対して関心と情熱を失っていることです。今現在、変化を望まない行政の言いなりにやりたい放題にやっている年老いた政治家たちは、何の責任もとらずにこっそり消えていくのです。

下のグラフは、左側が日本から海外への留学生の推移、右側は海外から日本にやってきた留学生の数を推移です。日本からの留学生は、グローバリゼーションという大きな時代の流れに反して、平成16(2004)年をピークに減少傾向にあるのです。

留学がすべてとは言いませんが、少なくても留学中の異文化体験や同世代の外国人の多様な価値観に触れることは、国際的な視野を持ちグローバル社会で活躍し、今のどん詰まりの日本を何とかしてくれるような人材が育成するのではないでしょうか。

まあ、このような状態にある日本ですが、政府はこの20年間相も変わらず失敗を恐れる行政の言いなりになり「重箱の隅をつつくような細かい政策ばかり」を並べてやってきました。しかし、世の中は何も変わりませんでした。今の日本は失敗を恐れず大なたを振るわなければ老衰してしまうのです。

オリンピックは東京がやるのであって、日本がやるものではありません。それなのに、 今の政府は「オリンピックというお祭りのこと」で頭の中がいっぱいです。
祭りのあとのニッポンが心配です。\(*`∧´)/

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