米国防戦略が「対テロ」から「中露と競争」に転換

先日、マティス米国防長官からトランプ政権で初となる、米軍の増強計画など国防の方向性を示す戦略文書「国家防衛戦略」が発表された。

大きく方針転換した国家防衛戦略

その報道発表によると・・・、

中国を、米国の覇権に挑戦する最大の脅威とみなし、「対テロ」から、中国とロシアとの長期的な「戦略的競争」に備える体制に転換する方針

だそうだ。
2001年9月11日に起こった「アメリカ同時多発テロ事件」以来、20年弱続いたイスラム過激派との「対テロ」の戦いをの優先課題としてきた国防戦略が、今後は変わっていくのです。

発表の演説では・・・、

われわれはテロリストとの戦いを遂行し続けるが、現在の米国の国家安全保障の優先課題はテロリズムではなく、大国間の競争だ

と述べ、最近の中露の急速な軍拡に対する危機感を露わにしています。そして、オバマ前政権下の8年間で、装備の老朽化や将兵の疲弊が目立ち弱体化した米軍を再建し、「力による平和」を実現するとも言っています。

<急激に増え続ける中国国防費> *出典:防衛白書

どうにも逃げられない日本

米国と中国の間にあり、しかも米国との安保条約を堅持している日本。
米中間の安全保障上の問題となれば、どう考えても米国と歩調を合わせざるおえません。というか、「米国の言いなり」になるのでしょう。

安倍さんが、「憲法改正」にこだわり続けているのも、米国の国家戦略の一環からでしょうね。

これからの日本は、「人口減少&少子高齢化社会」の到来でタダで際も大変な時代のはず。
米中の両超大国間の覇権争いにお付き合いしている余裕など、これからの日本にはどこにもないはず。

日本政府は、もう少し自分の国の現実を見て、真剣に国民の将来のことを考えて欲しいと思いませんか。
日本は、米国の「属国」でも、「51番目の州」でもない、1,000年以上も続く独立国なのだから・・・。

  ▶▶▶ スクランブル発進、中国の脅威アップで激増中
  ▶▶▶ 在日米軍の駐留費用負担額っていくら?
  ▶▶▶ トランプ大統領とレーガン元大統領の政策は似てる?

関連記事

Ad

意外な事実

  1. 32チームが出揃った18年W杯ロシア大会

    来年2018年6月14日 - 7月15日に開催される18年W杯ロシア大会。
  2. 安倍首相って外遊が多すぎない?

    安倍首相は就任以来、ほとんど月一回のペースで外遊していますが、本当に今の日本にそんなに外遊が必要なん...
  3. 日本代表U17メンバー表(2017年招集選手)

    【GK】高田 侑真 2000.01.10、181cm/70kg、東山高青木 心 20...
  4. 喜ばれる出産祝いは何?

    今回は、ギフト総合研究所が2016年12月に実施した「出産祝いに関するアンケート」の...
  5. 日本の経済成長率の推移

    よくTVや新聞を見ていると国の経済の状況を現す基準として「実質経済成長率」というもの...
  6. 米国の白人比率は2050年には47%まで減少

    ご存知の通り、先月トランプ米大統領は、メキシコとの国境沿いに3,200kmの壁を建設...
  7. Jリーグのクラブライセンス制度って何?

    Jリーグでは、2012年から「クラブライセンス制度」を導入しており、仮にJ2でリーグ優勝してもそのチ...

Ad

人気の記事

  1. 高齢ドライバー事故

ピックアップ記事

  1. スマホが普及し、電車の中や駅のベンチで本を読む人の姿を見かけなくなりました。
  2. 毎日暑い日が続きますが、今年も恒例の「土用の丑の日」が近づいてきました。
  3. ずっと同じ字を見続けていたら、なぜか文字に見えなくなってきた……そんな経験はあ...
  4. 最近、日本在住の外国人や観光目的で来日した外国人観光客の間で、グリーンツーリズムなる...
  5. ヒアリ1
    先日、神戸市の神戸港(ポートアイランド)で中国の広州からの貨物船のコンテナから、特定...