ロシアの大統領選でプーチン氏はどうなる?

プーチンロシア大統領

もうすぐ(2018年3月11日)ロシアの大統領選が行われますが、前評判ではプーチン現大統領の再選が予想されています。
そこで今回は、このロシアの大統領選についていろいろ調べていました。

ロシアの大統領選挙の仕組み

ロシアの大統領は国民による直接選挙で選ばれます。被選挙権(立候補できる人)は「ロシアに10年以上居住した35歳以上のロシア市民」であることです。
一回目の選挙で過半数に達する候補がいない場合は、上位2名で決選投票を行います。(二回投票制)。

任期は当初4年であったが、2008年の憲法改正により6年に延長され、2012年実施の選挙の当選者から適用されました。また、連続3選禁止のため、連続就任できる上限は12年になります。

また、議会が大統領を不信任することはできないため、大統領を解任することができるのは、大統領が明らかな非行を犯し、議会の弾劾裁判によってそれが認められた場合のみになります。

事実上の5選目にあたるプーチン氏

プーチン氏は2000年3月の大統領選挙で当選したあと2008年までの2期大統領を務め、その後連続3選禁止の憲法規定により退陣しました。しかし、自分の手下であるドミートリー・メドヴェージェフ氏を大統領に担ぎあげ、自分は首相となり事実上ロシアを統治していました。その後、2012年には再びロシア大統領選挙に再選し、現在に至っています。
そのため、今回の大統領選は事実上の5選目に当たるのです。

2000年から大統領もしくは首相として17年間ロシアの実権を握ってきたプーチン氏ですが、今回も再選すれば2024年までの間、実に23年間もの長期間ロシアの実権を握ることになるのです。ちなみに2024年任期満了時のプーチン氏の年齢は72歳です。

<高い支持率を維持し続けてきたプーチン大統領> 出典:NHK

ロシアの大統領支持率

 

圧倒的優勢が伝えられるプーチン氏

今回のロシアの大統領選は、プーチン氏のほか、極右政党『ロシア自由民主党』のジリノフスキー党首、『共産党』のグルジーニン氏、女性候補として注目されるサプチャク氏などが立候補しています。
しかし、下図の通り昨年12月の世論調査の結果では、プーチン氏の支持率は73%と他の立候補者を大きくリードし、有力な対抗馬がいないことから、プーチン氏の圧勝がほぼ確実で事実上プーチン大統領への信任投票と言われています。

 

ロシアの大統領選立候補者支持率

 

プーチン大統領の再選で北方領土問題が前進?

今後のロシアにとって、経済の近代化と中国との関係のバランスをとるため、日本との関係改善が必要と言われています。そのため、ロシアにとっても北方領土問題解決は大変重要な課題となっているのです。

もし今回の選挙で、プーチン大統領が圧倒的な強さで再選すれば、プーチン大統領は以前よりも権威を持つため、北方領土問題をはじめ様々な懸案事項に英断を下しやすくなると言われています。

このような理由から、今回の選挙でのプーチン大統領の『勝ち方』がどうなるのか、日本にとっても重要な意味を持つと言われています。

昨年の12月に行われたプーチン大統領と安倍さんとの日露首脳会談以降、何の進展の噂を聞かない北方領土問題ですが、今回のロシア大統領選挙以降には動きが出てくるのでしょうか?
期待したいものですね。

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