元東京都知事はたった8人だけ?!

 

この夏の8月2日に女性初の新都知事に就任した 「小池百合子」都知事
その小池百合子都知事、リオ五輪終了後は、築地市場移転問題や東京オリンピック開催費用問題の関係で、マスコミに出っぱなしの毎日!
過労で脳卒中に倒れた自分としては、「ほんとうに健康に気をつけて、頑張ってください!」と陰ながら応援しています。

さて、今回はこの「東京都知事の歴史」について調べてみました。

■ 東京都知事って、小池さんを入れても過去9人

東京都自体は、戦争末期の混乱期だった1943年(昭和18年)に、東京市と東京府が廃止され、代わりに日本初の都である東京都が誕生したそうです。ただ、当初は「知事」はおらず「長官」と呼ばれていましたが、たった4年の間に次々と9人が変わるちょー混乱期だったようです。

その後、1947年に「東京都知事」というポジションが設置されたそうです。
これまでの歴代都知事は以下の9人です。

  名前   在任期間([]の中は当時の年齢) 在任
期数
1 安井誠一郎  1947年4月14日[56歳]~1959年4月18日[68歳] 3期
2 東龍太郎  1959年4月23日[63歳]~1967年4月22日[71歳] 2期
3 美濃部亮吉  1967年4月23日[63歳]~1979年4月22日[75歳] 3期
4 鈴木俊一   1979年4月23日[68歳]~1995年4月22日[84歳] 4期
5 青島幸男  1995年4月23日[62歳]~1999年4月22日[66歳] 1期
6 石原慎太郎   1999年4月23日[66歳]~2012年10月31日[80歳] 4期
7 猪瀬直樹  2012年12月16日[66歳]~2013年12月24日[67歳] 1期
8 舛添要一   2014年2月11日[65歳]~2016年6月21日[67歳] 1期
9 小池百合子  2016年8月2日[64歳]~   

 

◯安井 誠一郎

岡山県出身で東京帝国大学(いわゆる東大)卒業後、内務省に入省(いわゆる中央官庁出身の役人)。
その後、地方政界に転身し、初代東京都知事になる。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・戦後復興や都民の食料確保
・首都圏構想の樹立
・1964東京オリンピック大会の招致

中央官庁出身である彼は自身の人脈を活かしつつ、中央政治と直結した力の活用し、敗戦後廃墟と化した首都東京を再建し、高度成長期のさきがけを作ったといわれているそうです。
ただ、その半面、東京近郊の過密化と公害に拍車をかけると同時に、都庁・都議会・業者の癒着による1955年の都庁大汚職の温床を生み出した張本人とも言われています。

◯東 龍太郎

大阪府出身で東京帝国大学(いわゆる東大)医学部卒業後、ロンドン大学に留学し、東大の教授を務め、名誉教授に! その後、地方政界に転身し、東京都知事になる。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・1964東京オリンピック大会の開催・成功に尽力

東大在学中はボート選手として活躍した彼は、日本におけるスポーツ医学の草分けとなり、都知事就任前からスポーツ振興に造詣が深く、東京オリンピックに注力した。東京自体も高度経済成長の恩恵を受けて、東都民の所得も大きく上昇し、人口は全国の一割が集中するまでになったそうだ。 しかし、それに伴う公害問題が深刻化や’65都議会議長選挙をめぐる買収・汚職事件(東京都議会黒い霧事件)が明るみになり、東都知事は引退に追い込まれる。

◯美濃部 亮吉 

東京都出身で東京帝国大学(いわゆる東大)経済学部卒業後、大学教授や官僚などを歴任するが、都知事選出馬前は、NHKの『やさしい経済教室』の解説者も務めており、お茶の間に名前が売れていたそうだ。ただ、当時の日本では異色の、日本社会党と日本共産党を支持基盤とする革新的地方自治体トップでした。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・老人医療費助成制度や心身障害者医療費助成制度の制定
・児童手当の創設
・東京ゴミ戦争の宣言
・都主催の公営競技(公営ギャンブル)廃止

自分が7歳から19歳までの12年間、戦後の日本の一番いい時代に都知事をやっていた美濃部さん。何をしたかは知りませんでしたが、テレビでよく見たあの顔は覚えています。彼の支持基盤が社共であるためか、その功績は自民の「とにかくイケイケ」主義から大きく変わり、高度成長時代後の社会に対応したもののような気がします。 しかし、その後には膨大な財政赤字が・・・。

◯鈴木 俊一

山形県出身で東京大学法学部卒業後、内務省の官僚に。その後、1979年東京都知事選挙に自民・公明・民社・新自由クラブ4党推薦で出馬し、初当選。以後、社共の革新陣営から都政を奪還し、1995年(平成7年)4月まで、4期16年、東京都知事を務めた。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・美濃部知事時代の政策が産んだ赤字の解消
・1990年前後のバブル崩壊の後始末

自分が19歳から34歳までの16年間、バブル時代とその崩壊時代に都知事をやっていた鈴木さん。正直、この頃は受験・就職・社会人デビュー・・・、自分のことだけで精一杯。政治や行政のことなどはあまり記憶にありません。
しかし、鈴木さんは都庁舎移転をはじめ、東京国際フォーラム、江戸東京博物館、東京臨海副都心の開発に代表されるバブル崩壊後の箱物行政の推進で多額の起債を発行した結果、都の財政は再び赤字に転じ、美濃部さんの頃の水準にまで悪化したそうです。

これって、安倍さんの今やろうとしている国策も、上の「東京の失敗政策」と同じなのでは・・・。

 ◯青島 幸男

東京都出身で早稲田大学大学院卒業後、結核の療養生活を送りながら、放送作家、作詞家、映画監督や主演もするマルチタレントとなる。代表曲には『スーダラ節』『明日があるさ』などがあり、また、テレビドラマ『意地悪ばあさん』に主人公・意地悪ばあさん(波多野たつ)役で主演し、幅広い層から支持されていた。
その後、参議院議員を30年ほど努めた後、1995年4月から1999年4月までの1期4年、東京都知事を務めた。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・臨海副都心開発を見直し
・世界都市博覧会の中止

この時代、日本市場はバブル後の長引く不景気に苦しんでいましたが、一方で中国や東南アジアは高度経済成長期に入り急成長中でした。そのため、一向に回復しない日本市場を捨て(?)、中国や東南アジアに進出する大企業が続出。当時の自分(34歳~39歳)は、これらの企業のサポート業務この頃のをしていたため、日本自体にほとんど居なかったため、青島都知事に対する記憶やイメージは非常に希薄です。都知事をやっていた青島さん。

◯石原 慎太郎

兵庫県出身で一橋大学法学部卒業。大学在学中の1956年に、デビュー作である『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞。また、同作品の映画化では弟・裕次郎をデビューさせた。
その後、1968年に参議院議出馬し初当選。1972年 には衆議院に鞍替え出馬し当選。結局、国政で国会議員30年ほど努めた後、1999年4月から2012年10月までの4期13年、東京都知事を務めた。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・銀行税や都バスの広告付与や赤字第三セクター売却などの様々な経済対策で、都財政の黒字化
・東京オリンピック誘致計画
・羽田沖の拡張、第四滑走路の建設等で羽田空港国際化
・築地市場移転計画
・東京国際マラソンの実施

石原さんが都知事をやっていた頃も、自分はほとんど海外にいました。ただ、たまに東京に戻ると・・・、
六本木や丸ノ内、さらには汐留、秋葉原、羽田空港・・・、次々と都心が変貌していたのに驚きました。正直行って、中国や東南アジアの変貌は東京の比ではないのですが、自分が「長年住んできた東京」がこんな風に変わるとは思いもよりませんでした。

まあ、石原さんや東京都庁だけの力でなく、その多くは民間企業の力だとは思いますが、やは石原都知事のリーダーシップ力が大きかったのでしょうね。

◯猪瀬 直樹

長野県出身で信州大学在学中は、学生運動の指導者。大学卒業後上京し、出版社勤務などを経て、1972年、明治大学大学院で日本政治思想史を研究。その後、作家活動に転じる。2001年には、知識層として小泉内閣の行革断行評議会(行政改革担当大臣の諮問機関)に名を連ねる。
その後、石原知事の後継指名を受け、2012年の東京都知事選挙に立候補し当選する。都知事就任後はわずか1年足らずで、「政治と金の問題」で辞職に追い込まれる。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・特になし

猪瀬さんが都知事だった時、自分は脳卒中で倒れました。すいません、この頃の自分は都政云々どころではありませんでした。

◯舛添 要一

福岡県出身で東京大学法学部卒業後、フランスに留学。帰国後、1979年に東京大学教養学部の政治学の助教授に就任。そのかたわら、『サンデープロジェクト』『TVタックル』などの討論番組によくに出演したため、知名度が一気にアップする。2001年には、自民党候補として参議院議員に立候補し、当選。
その後、2014年の東京都知事選挙に立候補し当選するが、わずか1年足らずで、「政治と金の問題」で辞職に追い込まれる。

【東京都知事としての主な功績(私見)】

・特になし

舛添さんって、個人的には政治家向きじゃないと思うんのですが~。
やっぱり、政治家は田中角栄さんのように太っ腹でないと誰も期待しないし、ついてかないのでは・・・。

◯小池 百合子

兵庫県出身で関西学院大学中退後、エジプトに留学し、カイロ大学卒業。大学卒業後はアラビア語の通訳として活動しながら、1979年から1985年まで、日本テレビ『竹村健一の世相講談』でアシスタントキャスターを務めた後、1988年よりビジネスマン必見の番組、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』初代メインキャスターを務めた。
政治の道は、1992年の参議院議員に出馬し、当選してからた。翌年には、参院議員を任期途中で辞職し、衆議院議員で出馬し、当選。以降、20年以上も中央政界で活躍していた。

そして、今回の都知事選、都知事就任・・・、このあたりは連日マスコミが報道していたのでみなさんもよくご存知の通りです。


  *データの出典 
   ・東京都HP 、各種ネット情報

  ▶▶▶ 2020東京オリンピックの全体経費の内訳
  ▶▶▶ 安倍政権は日本を食いつぶしているだけ?
  ▶▶▶ 地方議員って全部で何人いるの?

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