高校生の意識に関する国際比較(日本、米国、中国、韓国)

先日、NETを見ていたら「高校生の自己評価に関する国際比較」という記事を見つけました。高2の息子を持つ自分も非常に興味を持ったので、今回はこの記事を中心に「日本の高校生」についていろいろ調べてみました。

米中韓と比べて自己評価が低い日本の高校生

この記事は、2017年秋に国立青少年教育振興機構が実施した「高校生の心と体の健康に関する意識調査」の結果をもとにしています。対象国は、日本・米国・中国・韓国の4カ国でサンプル数は・・・、日本:1706、米国:1519、中国:3240、韓国:2015 です。また、性別や学年の割付は各国ともほぼ均等になっています。

ここで紹介するのは、「高校生の自己評価」に関する質問で、以下の8項目についてそれぞれ4段階(「そうだ」「まあそうだ」「あまりそうでない」「そうではない」)で回答してもらった結果です。

<質問項目>
 1.私には心を打ち明けられる友だちがいる
 2.私は人とうまく協力できるほうだと思う
 3.私は辛いことがあっても乗り越えられると思う
 4.私は怒った時や興奮している時でも自分をコント
ロールできるほうだ
 5.私は努力すれば大体のことができると思う
 6.私は価値のある人間だと思う  
 7.私はいまの自分に満足している
 8.体力に自信がある

結果は以下のグラフの通りです。
 ※グラフの出典は、BIZトピックスという大前研一さんのWebです。

BIZトピックスのこの結果に対するコメントは以下の通りです。

グラフを見るとわかるように、すべての質問項目で、日本が米中韓を下回る結果となっています。すなわち、日本の高校生の自己評価が全般的に低いということが分かります。この中でも特に「私は価値ある人間だと思う」という質問項目が、日本と米中韓の差が最も大きく出ていることが分かります。

特に、「私は価値ある人間だと思う」という質問に対して回答は、米中韓はいずれも80%を超えている、日本は半分ぐらいの44.9%なのには正直がっかりしました。

実際に高校生の子を持つ親としては、日本のこれからの超高齢化社会を担わなければならない高校生には、もっと自分に自信を持ってほしいと感じます。
みなさんはどう思いますか?

高校生達はもっと自分に自信を持って欲しい!

次は「自分の学力」に関するものです。

前述と同じ国立青少年教育振興機構が2016年秋に実施した「高校生の勉強と生活に関する意識調査」の結果の一部です。対象国は、やはり日本・米国・中国・韓国の4カ国でサンプル数は・・・、日本:2015、米国:1540、中国:2499、韓国:1800 です。また、性別や学年の割付は各国ともほぼ均等になっています。

ここで紹介するのは、「高校生の勉強に関する自己評価」に関する質問で、以下の8項目についてそれぞれ4段階(「とても得意」「まあ得意」「あまり得意ではない」「得意ではない」)で回答してもらった結果です。

<質問項目>
 1.文章を読み解くこと
 2.文章 を書くこと
 3.社会の出来事について考えること
 4.人の発表に対して質問や意見を言うこと
 5.暗記すること
 6.計算問題を解くこと  
 7.グラフや表を見て内容を理解すること
 8.体自分で物を作ったり、実験したりすること

結果は以下のグラフの通りです。

上記グラフの通り、「得意」と回答した人の比率は、日本はすべての項目で4カ国中最低です。まあ、「実直で控えめ」な日本人の特徴が現れた結果なのでしょうか。そのような中で、比較的他国に近いレベルだったのは、「暗記すること」と「計算問題を解くこと」です。逆に他国に大きく水を開けられていたのは、理解や表現に関する項目です。これでは、日本の高校生たちは社会人として世の中に出ても、AI化とグローバル化が進んだこれからの世界ではとても通用しないのではないでしょうか?

みなさんは、他国の高校生に比べ明らかに「自分に自信がなく、自己否定的」とも思える今の日本の高校生をどう思いますか?

▶▶▶ 30年後の2050年には日本と世界はどうなっているのだろうか?
▶▶▶ ここ50年で日本の一人当たり国民総所得(名目GNI)はどう変わった?
▶▶▶ 驚きの日本の人口ピラミッド推移
▶▶▶ 人口ピラミッドから見た世界と日本の将来
▶▶▶ 戦後日本の実質経済成長率の推移
▶▶▶ 平成30年間の主な出来事と日本の
    変化?
▶▶▶ 所得の二極化が進み中間層が崩壊
▶▶▶ 日本に住んでいる外国人の数は?
▶▶▶ トランプ大統領の公約と現在の実現状況は?

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