皆さんは、「御朱印」というものをご存知でしょうか?
自分は、昨年末にぼ~とTVのワイドナショーを見ていたら、「御朱印女子急増中!」という話題が取り上げられており、そこで初めて知りました。しばらく見ていると、自分のような街の散策が趣味の人間には「散策がてらに御朱印集めもなかなかいいかなぁ」とふと思い、この御朱印なるものに興味を持ちました。
そこで今回は、御朱印集めを始める前に、自分の勉強のために「御朱印」そのものについて色々と調べてみました。
そもそも、御朱印とは何?
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説によれば・・・、
寺院や神社に参詣・参拝した際、証(あかし)として授け与えられる印影。朱印。寺社の名称、本尊や神体の名称、日付などが墨書され、護符の宝印が朱墨で押される形が多く、布施や初穂料を納めて押印してもらう。
とのことです。
還暦も過ぎて人生のベテランであるはずの自分は、これまで神社といったら“参拝→おみくじ→御守り・絵馬”が全てと思っていました。そうなんです、恥ずかしながら御朱印というものの存在すら知らなかったのです。
その御朱印なんですが・・・、各神社やお寺によって全てデザインが異なっており、同じものは一つもないそうです。最近では、参拝の記念に「お参りしたら必ず御朱印をいただく」という人や、またネットでユニークなデザインの御朱印を探しそれを手違いを求めて御朱印集め旅行をする氏楽師ミニながらお参利する人も増えているそうです。ただ、真面目にお参りしないと御利益どころか逆にバチが当たるような気もしますが・・・。
御朱印はどうやって手に入れるの?
①参拝する。
御朱印は、「神社やお寺に確かにお参りした」という証明の印なので、先ずはきちんと神さまや仏さまにお参りします
②授与所に行って「御朱印をいただけますか?」と伝える。
お参りが済んだら、お守りなどを扱っている授与所(もしくは社務所や宗務所)に行って御朱印を頂きます。「お参りしないのに授与所で御朱印だけもらい、そのまま帰ってしまう」というような不届きな事は絶対に辞めた方がいいでしょう。
③御朱印帳を渡す。
持参してきた御朱印帳をカバーなどを外し、御朱印を頂きたいページを開いて渡します。なお、御朱印集めはスタンプラリーではないので、普通のノートや手帳ではなく、必ず御朱印帳を用意しましょう。また、御朱印帳をまだ持っていない方は、その神社やお寺固有の御朱印帳(1,500~2,500円ぐらい)があるのでそれを頂いてください。
④初穂料と呼ばれる謝礼を渡し、御朱印を頂いた御朱印帳を受け取る。
この時初穂料は神社やお寺によって異なりますが、だいたい300~500円が相場だそうです。また、人気のある神社やお寺だと、数時間待ちになる場合もあるそうです。
※「書き置き」の御朱印
御朱印帳を渡して書いて頂くのではなく、神社やお寺サイドが事前に和紙に御朱印を書いて置いたものを渡す「書き置き」タイプの御朱印も増えているようです。この場合、御朱印帳には自分で貼り付けることとなります。ちょっと「ありがた味」は下がるような気もしますが・・・、誰もが時間に追われている現在社会では仕方が無いことなのかなぁ。
ということで、早速自宅から近い新田神社に行き御朱印を頂きに行きました。
自分にとって初めての御朱印と御朱印帳を頂いた新田神社!
新田神社は、東急多摩川線武蔵新田駅を降りた後、商店街を5分ほど歩いてから徒歩で行ったところにあります。
矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため1358年に新田大明神を祀ったそうです。 鳥居をくぐり右手にある樹齢700年の御神木は、健康長寿に若返りのパワースポットとして有名です。また、女性がいつまでも若く美しくいられるよう、願いをこめたお守り「美若守」が評判とのことです。
この新田神社で初穂料1200円を支払い頂いたのが、下の御朱印帳です。
なお、新田神社に関する詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。
●新田神社公式サイト→https://nittajinja.org/
● 御朱印・神社メモ→https://jinjamemo.com/archives/nittajinja.html#toc24



















