昨日は天気も良く、気温もまあまあ暖かったので、電動車椅子Whill C2に乗り池上梅園と池上本門寺界隈を散策しました。
今回はその時の様子をご紹介します。
来週あたりが見頃の池上梅園!
自分の家から池上梅園梅園までは2km程。Whill C2に乗ってプラプラ行くにはちょーど良い距離です。この日は、朝はかなり冷え込んだため、十分に暖かくなった12時頃家を出ました。その後、池上の住宅街を30~40分かけてのんびりと散策しながら池上梅園へと向かいました。
ちょっと余談になりますが、実は梅の花はここ大田区の区の花として制定されているのです。
この池上梅園の最大の特徴は、建物4階ほどもある大きな高低差のある斜面を利用して作られている点です。車椅子では上がることはできませんが、自分も健常者だった頃は何度も上りました。その上からの眺めは本当に絶景でした。
この園内の中には、車椅子では近寄れない場所も何箇所かありますが、園内を周遊するコースはバリアフリー化されているため、梅の花自体は十分に楽しむことはできます。実際に自分が見学していた1時間ぐらいの間にも、自分以外の車椅子利用者を2組見かけました。きっと近くの高齢者施設の方とそのヘルパーさんが天気がいいので午後の散歩で来たんだと思います。
梅園で梅と鳥の鳴き声を楽しんだ後、池上本門寺の正面門に向かいました。自分も20年程前に大田区に越して来るまでは知らなかったのですが、なんとここ池上本門寺は、“南無妙法蓮華経”で有名な日蓮聖人が入滅(臨終)された霊跡で、日蓮宗の大本山のうちの一つなんだそうです。その広さは後楽園ドームの5倍の約7万坪と非常に広く、その敷地内には様々な重要文化財や東京都指定の有形文化財が数多くあります。
そんな池上本門寺を正式にお参りするためには、表参道にある96段の急な石段を登って境内に入らなければならいそうです。
当然のことながら、自分のような車椅子利用者や足腰の弱い高齢者、ベビーカーを使うヤンママ等はこんな石段を登り降りすることは出来ません。でも、大丈夫です。実はこの門を左に曲がって50mほど行った所に、境内の一番上にまで行ける誰でもタダで使えるエレベーターがあるのです。このエレベーターがある建物は・・・、なんと大田区の公共施設である「池上会館」です。ここ池上会館は公共施設なので、多目的トイレや建物内のバリアフリー化は全く問題ありません。また当たり前ですが、大田区民以外でも自由に利用することができます。
この日は、1時間ほど境内をのんびりと散策し、そのあと表参道からお土産や名物料理店が軒を連ねる池上本門寺通り商店会を通り、池上駅へと行きました。途中、呑川のほとりにある中道院の庭では珍しく梅の花がほぼ満開に咲き誇っていたため、再び梅を鑑賞を楽しみました。
皆さんも、たまには日々の雑踏から離れ、池上本門寺界隈で自然を満喫してみてはいかがでしょうか?
「3密」とは無縁の世界ですよ!😎



















