プーチン大統領ってどんな人?

プーチン大統領政治・行政

ついに、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってしまいました。今後の動向については日本をはじめ世界中のマスコミや専門家がいろいろ予想していますが、つまるところ「神のみぞ知る」というのが真実でしょう。

ただ、いろいろ気になるのも事実ですね。そこで今回の出来事のど真ん中にいるロシアの大統領であるウラジーミル・プーチンに関する情報を整理してみました。

48歳の若さでロシアのトップの座に!

シベリアンハスキーのようなこわもてが頭に浮ぶプーチン大統領ですが、1952年レニングラード生まれで旧ソ連崩壊の1999年に48歳の若さでロシアの大統領に就任して以来20年以上もの間ロシアのトップ=社会主義陣営のトップに君臨し続け今秋には70歳になります。
参考までに現在の世界の主要国のトップの年齢を調べてみると・・・、米国のバイデン大統領は79歳(トップ就任は2020年)、中国の習近平国家主席は68歳(同2012年)、我が国日本の岸田首相は64歳(同2021年)、フランスのマクロン大統領は54歳(同2017年)、イギリスのジョンソン首相は57歳(同2019年)、ドイツのショルツ首相は63歳(同2021年)で、プーチンと習近平以外は皆トップ歴は5年以内と短く間違っても国際政治経験豊富とは言えず足元の自国内基盤もまだまだ軟弱な人ばかりです。

プーチン大統領の生い立ちや性格は?

プーチンの自伝によればレニングラードでの少年時代は、家はあまり裕福で無く共同アパートで過ごしたと語っています。また、日本でも有名な柔道はこの頃(小学校6年)始めたそうです。
中学までは典型的な「悪ガキ」だったようですが、その後の成績は非常に優秀で高校卒業後はロシアの名門校レニングラード大学(現サンクトペテルブルク大学)法学部に進み、1975年の卒業後はそのままKGB(米国のCIAと並び世界最強の旧ソ連の諜報機関)に入り約15年も在籍した後、1990年には政界入りわずか10年でロシアのトップにまで登りつめたのです。

そんなプーチン大統領ですが、周りの人の話では若い頃から礼儀正しく、落ち着いた、かつ遠慮深い人物であったといいます。まるでトランプ元米国大統領と正反対のような気がしますね。また意外にも権力欲が無く、地位よりも仕事を重視し、仕事一筋に生きるタイプで、実は私生活では「冗談好きでおしゃべり」といううわさもあります。私たちが普段カメラを通して見ている姿からは想像もつかないですね。

家族は、KGB時代の31歳の時に結婚した妻のリュドミラと二人の娘がいるそうです。

政治家とは思えない多種多様な特技や趣味の持ち主!

プーチン大統領は若い頃のKGB時代に東ドイツに派遣されてためドイツ語はネイティブレベルであり、また英語も大統領就任後から本格的に勉強を始め、現在では各国首脳とも英語で会話したり、国際舞台でのスピーチを英語で行ったりしています。

また、前述した柔道はまだ普通の市民の一人であった大学時代にレニングラード市大会で優勝したり、2001年には講道館五段の段位を得ており、本当にすごい腕のようです。現在では国際柔道連盟(IJF)が贈った名誉段位八段で、ヨーロッパ柔道連盟名誉会長や国際柔道連盟(IJF)の名誉会長を務めています。

プーチン大統領の柔道着姿

身長は168cmと小柄だが70歳近い政治家とは思えない鍛えられた身体

趣味も釣り、ハンティング、水泳、スキー、アイスホッケー、乗馬、ビリヤード、ピアノ、バイク、飛行機・・・と非常に多彩なようです。また、私生活では煙草は吸わず、酒もほとんど飲まないようです。さらに、犬好きの愛犬家であることも有名でラブラドール・レトリーバーと秋田県より贈られ雌の秋田犬を飼っているそうです。

愛犬と戯れるプーチン大統領

愛犬の秋田犬「夢」と戯れるプーチン大統領

近年変わったと言われるプーチン大統領

ロシアですでに10年以上もの間独裁者の地位にあり、2年前には憲法改正に成功し2036年まで大統領を務める可能性を掴んだプーチン大統領だが、最近「急激に以前とは変わってきた」という報道を耳にします。

具体的には、パーキンソン病型の認知症ではないかという噂です。その根拠は英国専門家の分析でその内容は・・・「最近のプーチン氏の映像を見ると、脚が絶え間なく動き、ペンを持つ指も、けいれんしているように見える」というものです。

もし本当に認知症だとしたら、今回のウクライナ侵攻がどのようになるのかが非常に心配です。一部の専門家は「展開次第では戦略核の使用すらあり得る」と恐ろしい予想をしています。それだけはダメでしょ!

コロナといい、プーチンの暴走といい、はたまた地球温暖化による異常気象多発などただでさえ少子高齢化社会の到来で先の見えない日本にとっては暗い未来しか見えませんね・・・😥。

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