トランプ大統領が疑う地球温暖化問題とCO2排出削減目標

CO2排出量9社会&国際問題

ニュース報道によると、トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」から離脱する方針を決めたとのこと。大統領になる前から「地球温暖化は嘘っぱちだ」と公言してきたトランプさんの暴走と世界中が非難の的となっていますね。
世界の大半の国が批准しているこのパリ協定ですが、世界2位の温室効果ガス排出国(CO2排出)の米国が自分勝手に離脱すれば、協定自体がガタガタになり、国際的な温暖化対策は大きく後退するのでは?
自分も二人の子を持つ親、やはり地球温暖化問題には非常に関心があります。そこで今回は、地球温暖化問題とパリ協定について色々調べてみました。

■地球温暖化の現状と将来予測

CO2など温室効果ガスの増加で、地球の平均気温は上がり続けており、1880~2012年の間で世界平均気温は0.85℃上昇、同様に海面のほうも1901~2010年の間で、19cm上昇しているそうです。

温暖化2

また今後、世界が厳しい対策を取らなければ、地球の平均気温は2100年には、最大4.8度上昇し、海面は海水温の上昇による熱膨張と氷河などの融解によって、2100年までに最大82cm上昇すると予測されています。
そうなった時の異常気象については様々語られていますが、きっと恐ろしい世界になっているのでしょう。

■米国が離脱する「パリ協定」とは?

パリ協定は2020年以降の地球温暖化対策の新しい国際ルールとして、2015年12月に結ばれた多国間の国際的な協定です。
この協定は罰則を伴うものではなく、あくまでも各国相互の努力目標の形をとっており、具体的内容は以下の通りです。

1,世界の平均気温上昇を、産業革命から2.0度未満、できれば1.5度に押さえる
2.今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする
3.参加国は削減目標をたて、5年ごとに見直し、国連に報告する
4.温暖化被害への対応、いわゆる適応策にも取り組む
5.途上国への資金支援を先進国に義務つける     等

なんか、これだけだと非常に抽象的でゆるゆるのような気がしますが・・・。

■主要国のCO2排出の現状

2013年時点の全世界の CO2排出量は33,573億tで、なんと中国と米国の2ヶ国だけでで全世界の排出量の46%を占めています。

CO2排出量1
CO2排出量上位国(2013年)

このあとには、16位 オーストラリア、17位 イタリア、18位 フランスと欧米先進国が並んでいます。

以下のグラフは、主要国の1980年からのCO2排出量の推移です。

CO2排出量2

CO2排出量3

CO2排出量4

CO2排出量5

CO2排出量6

CO2排出量7CO2排出量8

この間の経済成長が著しいかった「中国」「インド」はしょうがないような気がしますが、欧米先進国に比べ、日本が全然減少していないのは驚きました。
阿部首相はテレビで、あれだけ「地球温暖化対策推進!、CO2削減の実行!」と喋りまくっているのに、結果がこれでは、世界中から白い目で見られるのではないんでしょうか?

すでに世界中に発表している日本の目標は「2030年度までに、2013年度比で温室効果ガスの排出を26%削減2050年には、80%削減」です。
阿部さんのいつものような小手先騙し政策で、本当に目標を達成できるのでしょうか?

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