「懐石料理」と「会席料理」の違いは?

経済・社会

和食のジャンルの中に「懐石料理」と「会席料理」というものがありますが、同じ読み方をするこの2つ、どこがどのように違うのでしょう? 実は、自分は同じだと思ってました。

■「懐石料理」は茶席でお茶の前に食べる軽食のこと

「懐石料理」は、実は茶道から生まれており、茶の湯の際のメインであるお茶を頂く前にもてなされる食事の事を指すそうです。
茶席で空腹のまま刺激の強いお茶を飲むことをさけるため、お茶を味わう上で差し支えのない程度の軽食(一汁三菜)を、主人が客にもてなしたのが始まりだそうです。
茶道の心である侘び・寂びを料理として表現しており、「旬の食材を使う」、「素材の持ち味を活かす」、「心配りを持っておもてなしをする」という三大原則を掲げています。
江戸時代には、料理技術の発達とともに、茶道や料亭文化の様式を重視した現在の和食のマナーにも深く密接している「懐石料理」が完成したようです。

■「会席料理」は酒宴の席での料理

一方、「会席料理」は、最初は連歌や俳諧の席の料理でしたが、冠婚葬祭に用いる儀式料理や武士が食した本膳料理などの影響を受けて次第に変化し、いまでは酒宴の席での料理をさすようになったそうです。
懐石料理と同じく一汁三菜(吸い物・刺身・焼き物・煮物)を基本に、お通し、揚げ物、蒸し物、和え物・酢の物などの酒肴が加えられ、最後に飯・味噌汁・香の物・水菓子が供され、まさに日本式のフルコースとなったようです。

まあ簡単に言ってしまえば、「懐石」はお茶をおいしく飲むための料理、「会席」は、お酒を楽しむための料理のようです。
ただ「懐石料理」も「会席料理」も、旬の素材を、器も吟味して、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに、食事の進行状況を見ながら一品ずつ提供するおもてなしの料理であることは共通のようです。

▶▶▶ 人口ピラミッドから見た世界と日本の
    将来
▶▶▶ 戦後日本の実質経済成長率の推移
▶▶▶ 平成30年間の主な出来事と日本の
    変化?
▶▶▶ 所得の二極化が進み中間層が崩壊
▶▶▶ 日本に住んでいる外国人の数は?
▶▶▶ 食料自給率、日本はどの程度?
▶▶▶ 世界のGDPシェアの変遷 
    ~世界経済勢力図の現在・過去・未来

タイトルとURLをコピーしました