日本の活火山と政府の対応状況

蔵王山も火山活動生活情報

今回は、日本の火山について詳しく調べてみました。

出典:ANN

世界の7%を占める日本の活火山

気象庁によれば、活火山の定義は、
「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」
となっており、現在日本国内にある活火山の数は111で世界第4位となっています。
ちなみに世界では1,548の活火山があり、その活火山の数が多い国のランキングは・・・、

1位アメリカ(174個)
2位ロシア(156個)
3位インドネシア(130個)
4位日本(111個)
5位チリ(106個)

となっています。国土の広さを考えると日本は非常に多く、まさに“火山王国”ですね。

実際、2000年以降で日本で噴火した活火山だけでも9火山もあり、以下の以下のです。

2000年の有珠山・三宅島、
2011年に新燃岳
2013年に桜島
2014年に御嶽山
2015年に口永良部島
2017年に新燃岳
2018年に本白根山・蔵王山

なかでも、4年前に起きた御嶽山の噴火は犠牲者58名を出す、日本における戦後最悪の火山でした。

され、この日本の111火山のうち、「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として50火山が選定され、噴火の前兆を捉えて噴火警報等を適確に発表するために気象庁により常時火山活動状況が監視されています。(情報源:気象庁HP

各地方常時観測火山
北海道地方・アトサヌプリ、 ・雌阿寒岳、 ・大雪山、 ・十勝岳、 ・樽前山、 ・倶多楽、 ・有珠山、 ・北海道駒ヶ岳、 ・恵山
東北地方・岩木山、 ・八甲田山、 ・十和田、 ・秋田焼山、 ・岩手山、 ・秋田駒ヶ岳、 ・鳥海山、 ・栗駒山、 ・蔵王山、 ・吾妻山、 ・安達太良山、 ・磐梯山
関東・中部地方・那須岳、 ・日光白根山、 ・草津白根山、 ・浅間山、 ・新潟焼山、 ・弥陀ヶ原、 ・焼岳、 ・乗鞍岳、 ・御嶽山、 ・白山、 ・富士山、 ・箱根山、 ・伊豆東部火山群
伊豆・小笠原諸島・伊豆大島、 ・新島、 ・神津島、 ・三宅島、 ・八丈島、 ・青ヶ島、 ・硫黄島
九州地方・鶴見岳・伽藍岳、 ・九重山、 ・阿蘇山、 ・雲仙岳、 ・霧島山、 ・桜島、 ・薩摩硫黄島、 ・口永良部島、 ・諏訪之瀬島

世界で最も危険な火山10

2015年にイギリスのマンチェスター大学のアルバート・ザイルストラ教授が発表した『世界でも最も危険な火山10』は以下の通りで、なんと、日本の活火山は1位と4位に2つランクインしています。
※選出基準は「100年以内に噴火の恐れがあり、かつ破局的噴火となる可能性がある火山」だそうです

1位  硫黄島(東京都小笠原村)
2位  アポヤケ山(ニカラグア)
3位  フレグレイ平野(イタリア)
4位  阿蘇山(熊本県)
5位  トランスメキシコ火山帯(メキシコ)
6位  アグン山(インドネシア)
7位  カメルーン山(カメルーン)
8位  タール山(フィリピン)
9位  マヨン山(フィリピン)
10位  ケルート山(インドネシア)

5段階ある警戒レベル

気象庁では、以下のような独自に定めた「火山活動度レベル」に応じて、自治体や住民、観光客等に注意を促しています。

種別レベル呼称対応する警報等火山活動の度合い避難行動などの目安
特別警報
  5
避難噴火警報
(居住地域)
居住地域に重大な被害をもたらす火山活動(噴火)が発生した、あるいはその恐れが高く切迫した状態にある。危険な地域ではすべての住民が避難する。
  4
避難準備居住地域に重大な被害をもたらす火山活動(噴火)が発生すると予想され、その恐れが高まっている。災害時要援護者は避難する。危険な地域ではほかの住民も避難の準備を行う。
警報
  3
入山規制噴火警報
(火口周辺)
生命に危険を及ぼす火山活動(噴火)が発生し、居住地域の近くにも及んだ、あるいはその恐れがある。状況に応じて、登山禁止や入山規制などが行われる。災害時要援護者の避難準備が行われる場合もある。
  2
火口周辺規制火口内や火口の周辺部で、生命に危険を及ぼす火山活動(噴火)が発生した、あるいはその恐れがある。火口周辺は立ち入りが規制される。
予報
  1

活火山であることに留意

噴火予報火山活動はほぼ静穏だが、火山灰を噴出するなど活動状態に変動があり、火口内では生命に危険が及ぶ可能性がある。火口内では立ち入りの規制をする場合がある。

火山噴火の場合、実際に噴火しなくても火山性微動等の活動が長引くと、周辺の温泉やスキーなどの観光業に大きな打撃を与える可能性があります。
マスコミ関係者には、いたずらに視聴者の関心を引くような無神経かつ無責任な報道はくれぐれもやめて欲しいものですね。

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