高額な役員報酬を支払っている企業は?

高額役員報酬経済・社会

64億円。これは何の数字でしょう?
実は、これは2015年の日本の上場企業役員で最も高額な役員報酬の金額です。
だいぶ前から、欧米では高額な役員報酬が社会的な問題として指摘されていますが、日本企業の役員報酬も近年は高額化していると言われています。
そこで、今回は日本の上場企業役員の役員報酬トップ30人を見てみました。

目立つ外国人役員の高額報酬

1位は、64億7800万円のニケシュ・アローラ氏。彼は米グーグルの最高事業責任者から、孫正義ソフトバンクグループ社長の後継候補として2014年9月に入社したものの、早くも2016年6月には電撃退任して話題になった人物です。

2位は、米国セブン-イレブンのトップであるジョセフ・マイケル・デピント氏で、セブン&アイ・ホールディングス取締役として21億8700万円。
続いて3位は、ソフトバンクグループ取締役のロナルド・フィッシャー氏で20億9600万円です。

ここまでのベスト3は全て外国人ですが、4位には四国で半導体集積回路の設計、開発、製造をしているアオイ電子という会社の前会長の大西氏が11億6800万円でランクイン。

5位はおなじみのカルロス・ゴーン氏(現日産自動車会長)で10億7100万円でした。10億円超はここまでの5人で、うち4人が外国人経営者です。
まあ、日本の一般的なサラリーマンが生涯に稼ぐ生涯給料が約2億円であることを考えると、驚くべき金額ですね。

カルロス・ゴーン

続いて6位は、ユニバーサルエンターテインメントというパチンコ機やパチスロ機、ゲームソフトなどの大手製造メーカーの会長岡田氏で9億4800万円。
7位は、有名な武田薬品工業の社長C.ウェバー氏で9億500万円。伝統的な日本の会社と思っていた武田製薬って外国人が社長だったんですね。また、外国人持ち株比率が32%もあるのもちょっと意外でした。
8位は、日立製作所の前執行役員であるJ.ドメ氏で9億円。現社長の東原さんの報酬が2億ちょいであることを考えると、ただの社外取締役であるJ.ドメ氏がその4倍以上も貰っているのは・・・、納得できません。
9位は、自動車の電装部品を手掛ける東証1部上場のユーシンの元会長兼社長の田邉氏。この会社は、赤字にもかかわらず、創業者一族である田邊氏に多額の役員報酬を払ったことで話題になりました。
10位は、すかいらーくグループの会長であるR.アルパレス氏で8億6200万円。彼は米マクドナルドの元社長だった人物です。

まあ、ここまで1から10位を見てきましたが、日本人はたったの3人だけ。しかも、中小企業の創業者一族ばかりです。

役員報酬ベスト30

日本人に高額役員報酬をはらっている大企業は?

「外国人役員には高額な報酬を払うが、日本人には・・・?」という日本の大企業が多い中で、日本人に高額役員報酬をはらっている大企業もいくつかあります。

その代表は・・・、ニッポンが世界に誇るソニーです。ソニーの代表取締役の平井社長は7億9400万円で堂々11位にランクインしています。

ソニーの平井社長

また、ファナック会長の稲葉氏も6億9000万円で16位。
その他にも、信越化学の会長の金川氏が6億1000万円で18位、すかいらーくの社長の谷氏が4億5800万円で23位、武田製薬の長谷川会長が4億5000万円で27位、富士フィルムの古森会長が4億4700万円で29位となっています。

日本最大の企業であるトヨタは、社長である豊田氏が3億5100万円で39位です。2兆円もの経常利益を出しているトヨタの社長なんだから、もっと高くてもいいような気がしますが・・・。

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