トランプ政権の運命の分かれ道である米国中間選挙

米国連邦議会国際情勢

最近、TV等で目にすることが多くなった「米国中間選挙」という言葉。自分もその内容をなんとなくは分かりますが、詳しくは知りません。
そこで今回は、日本の国会に当たる米国の連邦議会のシステムと「米国中間選挙」について調べてみました。

米国政治の基本構造

まずはじめに、「アメリカは大統領制」、一方「日本は議院内閣制」です。

つまり、米国では行政のトップである大統領は国民による大統領選で選ばれ、一方の立法を司る連邦議会の議員は連邦議会選で選ばれます。つまり、大統領と議会はそれぞれ完全に独立しています。
米国の場合大統領が強力な権限を持つため、すぐに判断して実行に起こすこと(いわゆる即断即決政治)が出来ますが、反面大統領が独善的な判断に陥り議会の大反対にあうこともあります。
まあ、今のトランプ政権はこのような状態に近いとよく言われます。

日本の議院内閣制は、議会で選ばれた総理大臣(=衆議院の第一党党首)が行政を行うため、行政の長である総理大臣と議会の間には密接な関係があります。今の日本の国会では自民党が衆議院の過半数以上を握っているため、国会での議論は関係なく、安倍政権が出した法案は全て成立してしまうのです。
まさに、安倍総理の独裁政治です。

さて、話を米国に戻しますが、大統領を罷免することすらできる強い権限を持つ米国の議会ですが、日本同様に2院制になっています。
日本の衆議院にほぼ相当するのが「下院」(定数435)でその議員の任期は 2年です。衆議院の半分ですね。
また、日本の参議院にほぼ相当するのが「上院」(定数100)でその議員の任期は6年です。ただ、 2年ごとに 3分の1が改選されます。

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「中間選挙」とは?

このような米国において,中間選挙とは「大統領選挙(通常4年に1回)のない年に行なわれる上下両院議員および州知事などの公選職の選挙」のことを指します。 

中間選挙では,一般的に現職大統領の就任以来の 2年間の政局運営への国民の評価でその選挙結果が大きく左右されます。そのため、中間選挙が大統領への信任投票の機能をもつとも言われています。

今年の中間選挙は11月6日です。いろいろと世界を騒がせているトランプ大統領ですが・・・、
この中間選挙で共和党が大敗し、下院の過半数以上の議席を民主党に握られてしまえば、独特の保護主義政策を掲げているトランプ政権は、事実上何も出来なくなってしまうのです。

トランプ大統領は、残りの3ヶ月間は国民にアピールできることは何でもやってくると言われており、世界中が戦々恐々としている状態なのです。

なんか、この夏から秋にかけてトランプさんが選挙モードのギアを上げていく中で、日本も米中の貿易戦争に巻き込まれたり、在日米軍駐留費負担の再燃などいろいろ悪いことが起こらなければいいんですが・・・。

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 →→→ レーガン元大統領とトランプ大統領の政策は似てる?

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