ユニコーン企業って何?

ユニコーン経済・社会
出典:lifework.blue

先日ネットで日経ニュースを見ていると、「米国と中国に集中するユニコーン企業」というくだりがありました。

「ユニコーン企業って・・・?」、自分は「ユニコーン企業」が何を意味しているのかわかりませんでした。

そこで今回はこの「ユニコーン企業」について調べてみました。

次世代を創るサラブレット=ユニコーン企業

ユニコーン企業」という言葉は、もともと米国の投資家の間で使われていた言葉で、

「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」

といった4つの条件を兼ね備えた企業を指すそうです。

みなさんもなんとなく聞き覚えがあると思いますが、もともと「ユニコーン(Unicorn)」は、額に一本の角が生えた伝説の生き物です。
この伝説の生き物にあやかり、独自のテクノロジー(=角)を武器に近い将来飛躍的に成長が期待できる企業のことを「ユニコーン企業」(=投資家に巨額の利益をもたらす可能性のある企業)と呼んでいるそうです。

以前はフェイスブック社ツイッター社もユニコーン企業の1つでしたが、現在は上場し莫大な時価発行額を保っています。

投資コンサル会社のドリームインキュベータ社によると、2019年4月現在、世界には333社のユニコーン企業があるそうです。

米中に集中するユニコーン企業

このユニコーン企業ですが、実は米国と中国に集中しているのです。下のグラフは現在の「国別ユニコーン企業数」です。

国別ユニコーン企業数グラフ

出典:ドリームインキュベータ社

驚くことに、世界のユニコーン企業の51%=171社が米国にあるのです。中国も27%(89社)も占めています。つまり、両国に世界の宝の78%が集中しているのです。

米中に続く3位はイギリスですが、その企業数はぐーと減り17社4位は15社でインドです。このインドは2022年には中国を抜き世界人口1位になると予想されています。また、経済面でも2050年頃にはGDP(国民総生産)で米国を抜き2位(現在は6位)になると予想され、中国に代わる今後の世界経済の新しいけん引役と言われています。

もともとインドには、ユニコーン企業の興隆を後押しする好条件(若年人口、英語人材、IT人材)が備わっているので、今後は加速度的にユニコーン企業が増えていくと言われています。うらやましい限りですね。

 →→→ インドの人口は2070年には脅威の23億人!
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 →→→ 30年後の2050年には日本と世界はどうなっているのだろうか?

では日本はというと・・・、ユニコーン企業はディープラーニング(深層学習)を中心としたAI技術のビジネス活用を進めている株式会社Preferred Networksの1社のみだそうです。

世界の5大ユニコーン企業は?

現在、世界の上位5大ユニコーン企業と言われているのは以下の企業です。

ウーバー(Uber)
スマートフォン経由で、ハイヤーのような運転手付きの高級車を呼ぶことができるサービスを提供。

滴滴出行(ディディチューシン)
北京市に本社を置く中国の大手ライドシェア(相乗り)企業で、中国の400都市の4億人以上のユーザーへ交通サービスを提供。

中国互連網(China Internet Plus Holdings )
中国版食べログ、ネットを利用した出前、デリバリーサービス、旅行サイトや配車サービス、映画チケット手配など様々なネットサービス事業を展開。

エアビーアンドビー(Airbnb)
世界各国で現地の人たちが、自宅などを宿泊施設として提供するインターネット上のサービスを提供する企業

スペースX
ロケット・宇宙船の開発・打ち上げといった宇宙輸送(商業軌道輸送サービス)を業務とする企業

上記の5社のうち3社は米国2社は中国の企業ですが、他にも米国のピンタレスト(Pinterest)、ドロップボックス(Dropbox)や、中国のシャオミ(小米科技・Xiaomi)などが有名です。

いったいこれからの日本はどうなるでしょうかねぇ。若い世代に頑張って欲しいものです。

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