国土の森林率、日本はどの程度?

経済・社会

最近TVで、朝日放送テレビの「ポツンと一軒家」という番組が人気ですが、自分はもう何十年も自然とは無縁な東京に住んでいるためか、この番組を見てると非常に心が癒やされます。
そこで今回は、日本の国土の森林率はどのくらいで、また世界的に見るとどの程度の水準なのかを調べて見ました。

先進国トップレベルの日本の森林率

世界銀行(World Bank Group)によると、2016時点で世界全体の森林率は30.7%だそうです。
日本はというと・・・、なんと68.5%。これは世界中の国の中では21位、OECD加盟の36カ国の中ではフィンランド(73.1%)、スウェーデン(68.9%)に次ぐ第3位なのです。

フィンランドの国土面積は日本より1割ほど小さい約34万平方キロで、人口は520万人。
スウェーデンの国土面積は日本より2割ほど大きい約45万平方キロメートルで、人口は1,022万人。
日本の人口は約1.3億。いかに日本は狭い平地に人口が密集しているかがわかりますね。

参考までに主要国の森林率は以下の通りです。

◉ブラジル:58.9%
「森林」というはアマゾン流域の巨大な熱帯雨林を持つブラジルですが、ここ20年ほどで森林率は10%以上も低下しているそうです。この森林減少は今年に入ってから森林火災で加速し、CNNによれば「1分ごとにサッカーコートの1.5倍の面積が失われるペース」だそうです。恐ろしい限りです。

◉インドネシア:49.9%
インドネシアもブラジルと同様にここ20年ほどで森林率は10%以上も低下しているそうです。それにしても日本がインドネシアより森林率が高いとは予想外でした。

◉ロシア:49.9%
シベリアにあんなに広大な針葉樹林帯があるロシアですら50%とは驚きです。

◉米国:33.9%
米国も400年ほど前の西部開拓が行われる前は50%ほどの森林率だったそうです。

◉ドイツ:32.7%
自分はドイツというと「森」というイメージが強かったのですが、まさか日本の半分以下の森林率とは驚きました。ただドイツは林業先進国だそうで、完全にドイツの森林は国の管理下にあるそうです。ちなみに、日本の林業はドイツに比べ100年遅れているそうです。

◉インド:23.8%、中国:22.4%
中国は北部がほとんど砂漠のため低いのは予想してましたが、まさかインドがこんなに低いとは・・・、驚きました。

自分はこれらの数字を見て、日本の未来にとって、この国土の7割を占める「森林を活用していく国家戦略」が必要ではないかと感じました。数十年前からドイツやスイスはこの点に目をつけ、見事に成功しているそうです。
みなさんはどう思いますか?

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世界主要都市の公園面積比較

ちょっと古いデータになりますが、下のグラフは「海外主要都市の一人当たり公園面積」になります。

海外主要都市の一人当たり公園面積グラフ

東京はひどいものですねぇ。23区で見てみるとドイツのベルリン、イギリスのロンドンの1/6、ニューヨークの1/4です。同じアジアの韓国のソウルと比べても1/2以下とは情けない限りです。

国土の森林率はあんなに高いのに、大都市には公園が少ない・・・。地方はひなびた山村だらけで一方の大都市は乱開発されたビルだらけ。ほんとここ数十年の自民党政権がいかに無策であったかを示す象徴ですね。

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