先日、テレビのバラエティ番組で神戸市長田区のB級グルメとして地元の人や食通の人に親しまれている「そば飯」を特集していました。 その中で、誰もが「どろ」と呼ばれるソースをかけて汗をかきながら美味しそうに食べていました。その人たちに番組スタッフがインタビューすると「昔からここ長田区では、そば飯でも、焼きそばでも、スパゲティでも、オムライスでも、カレーでも、鳥からでも、 なんでもこの激辛のどろソースをかける」と 言ってました。
それを見ていた辛党の自分は、すぐにネットで調べ、普通の「どろソース」と「辛さ5倍の激辛どろソース」を購入し、色々な食べ物とのマッチングを試してみました。
結果は以下の通りです。
オリバーソース どろソース 360g オリバー どろソース(激辛) 360g
そば飯 →◎
焼きそば→◎
スパゲティ→ナポリタンなら◎
オムライス→◎
鳥から→◎
各種フライ→◎
ガーリックフランスパン→◎
カレー→◯
焼きおにぎり→△
ぶどうパン→△
白ご飯→☓
どうやら、この「どろソース」は小麦や油との相性がいい感じがします。 逆に言うと、ご飯のように油を使っていない料理との相性は今ひとつでした。でも、辛党の自分は非常に気に入りました。
ただ、「辛さ5倍の激辛どろソース」は自分には辛すぎ。辛さ2~3倍程度がちょうどよい感じがしたので、今度はミックスして試してみようと思っています。
最後に、「どうしてどろソースは美味しいのか?」を製造元のオリバーソースのホームページで調べてみました。
すると、どうやらこの「どろ」は「ウスターソース」熟成時の副産物とのこと。ウスターソースの伝統的な製法「沈殿製法」で、より芳醇で濃厚なウスターソースを造るために、野菜、果実、香辛料をふんだんに使用した結果、製造時の副産物「どろ」の量も増大し、その味も安定するようになったそうです。
この「どろ」をベースに、味・粘度(とろみ)の調整を行ったのがこの「どろソース」で、ソースが本来持っている、野菜・果実の旨味や甘み、香辛料の香りと辛味がバランスよく調和し、この調和からあの独特の旨味と深いコクが生まれるそうです。
みなさんもいかがですか?










