脳卒中、脳溢血、脳梗塞、脳出血って・・・どう違うの?

脳健康・病気

自分は自身が脳出血で倒れるまでは・・・、
恥ずかしながら、「脳卒中」と「脳梗塞」の違いも、ほとんどわかっていませんでした。

スポンサーリンク

脳卒中は脳血管疾患の総称

厚生労働省では、以下のように定義しています。

“脳卒中”とは・・・、
「脳の血管が詰まったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気」

さらに、“脳卒中”は、その原因の違いにより、以下の3種類に分類されています。

1.脳梗塞
脳の血管がつまったり、狭くなったりして血流が悪くなる

2.脳出血
脳の中の細かい血管が破れて、脳内に出血する

3.くも膜下出血
脳動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破れて、脳の表面に出血する

脳卒中の分類図“脳溢血”は、“脳出血”と“くも膜下出血”の両方を指すそうです

上記以外にも、「脳の血管が詰まり、24時間以内に回復するもの」を“一過性脳虚血発作”と呼んるそうです。

これは、脳梗塞の前触れ発作ともいわれ、
一時的に片方の目が見えなくなったり、
ろれつがまわらない、
半身がいうことをきかなくなる

などの脳梗塞の症状が起こるが、再び血液が流れると症状もなくなるそうです。

毎年25万人以上が脳卒中に!

この“脳卒中”、近年ではなんと恐ろしいことに、
毎年25万人以上が新たに発症しているそうです。
そして、現在約150万人とされる脳卒中の患者総数は、2025年前後には約300万人に倍増する危険性が高いと言われています。
(その中の一人が、自分ですが・・・ )

また、昔は高血圧治療が遅れていたために超高血圧の人が多く、
同時に栄養不良で血管が弱くて破れやすかったため、
“脳卒中”の中でも“脳出血”が多かったそうです。

しかし、現在では・・・
糖尿病、高脂質症などの生活習慣病の増加により、
血管が詰まる“脳梗塞”が急増し、
今では“脳卒中”の3/4を占めているそうです。

ppbear
ppbear

へぇ~、そうなんだ・・・

ちなみに、自分は“脳出血”で倒れました。
何の前触れもなく、突然。
ただ、倒れる一週間前ぐらいから、
仕事で相当無理を重ねていましたが・・・。

人間50過ぎたら、「無理」は禁物! みなさんも、気をつけましょう。

おやじ
おやじ

53歳で脳出血で倒れた身としては、本当にそう思うよ。

コロナウィルスって本当は何者?
この2年余り、日本国内のみならず世界中のメディアで飛び交っている「新型コロナウィルス」という言葉ですが、日本のマスメディアは「尺ばかり気にした場当たり的なこま切れ報道ばかり」を続け...
コロナに強い血液型は何型?
2019年の12月に中国武漢で発生し、2年以上経つのに未だに日本をはじめ世界中で大流行している新型コロナ。世界中のマスコミがコロナ患者数の情報源としている米ジョンズ・ホプキンス大学...
がん・糖尿病・心臓病などの重大疾病リスクが増す睡眠負債とは?
みなさんは「睡眠負債」という言葉をご存知でしょうか? 1日6時間程度眠り、自分では睡眠に問題はないと思っている人でも、実はわずかに睡眠が足りておらず、その影響がまるで借金(負...
救急車有料化、民間委託は今すぐ実施すべき! ≪日本の常識、世界の非常識≫
先日、東京の多摩地区で「救急車がドライバーの居眠り運転で事故を起こす」という信じられないようなニュースが流れました。大手マスコミの報道記事は以下の通りです。 “「救急車 ...
タイトルとURLをコピーしました