カツオ類の漁獲量日本一の都道府県は、なぜか静岡県!?

鰹経済・社会

そろそろ桜の季節が終わり、もう一つの春の風物詩「初ガツオ」が楽しめる季節ですねぇ。
みなさんはその「カツオの漁獲量が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか?自分はどうしても子供の頃読んだ漫画の「土佐の一本釣り」のイメージが強く、1位は高知県だろうと考えていました。

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カツオ類の漁獲量の都道府県ランキングは?

下の表は、2018年のカツオ類の漁獲量の都道府県ランキングです。(出典:農林水産省「海面漁業生産統計調査」)

結果は・・・、1位はシェア31.3%静岡県2位12.1%宮城県、そして以外にも3位11.3%東京都で、残念ながら「土佐の一本釣り」の高知県は4位でした。

静岡県や宮城県は漁業県として有名なので納得できますが、なぜ有名な漁港もない東京都が3位なのでしょうか?
調べてみると、東京は東京でも実は伊豆・小笠原諸島などの太平洋上に散らばる小さな島々にある漁港でカツオが大量に水揚げされているそうです。

10年前に比べ2割も減少しているカツオ漁獲量

次に、日本全体のカツオ漁獲量の推移を見てみました。
すると、10年ほど前には30万トン前後あったカツオ漁獲量は、最近では22-23万トンと2割ほど減少しています。特に日本近海での水揚げ量の減少は著しいようです。
その原因はというと・・・、
太平洋の熱帯海域における大型外国船のまき網漁業によるカツオ乱獲により、日本近海まで回遊するカツオが減っている為だそうです。きっと、そんな無計画な乱獲をするのは、中国船や韓国船でしょうね。全くいい迷惑だ!

※まき網漁業→それぞれの役割をもつ数隻の船が、魚の群れを探し、網で囲い込んで獲るまき網漁。

単位:トン
年度漁獲量
2008307,832
2009268,525
2010302,851
2011(*)262,135
2012287,777
2013281,735
2014253,027
2015248,314
2016227,946
2017219,000
2018238,900

*2011(平成23)年は東日本大震災のため、データーの紛失した調査があり、これを含まない数値
出典:農林水産省「漁業・養殖業生産統計調査報告

世界の人口は、現在の70億人から、2030年には約85億人、2050年までには100億人突破すると予測されていますが、今後はカツオに限らず漁業資源の長期目線での国際協調がマル必な政治課題なんでしょうね。
皆さんは、どう思いますか?

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