コロナに強い血液型は何型?

健康・病気

2019年の12月に中国武漢で発生し、2年以上経つのに未だに日本をはじめ世界中で大流行している新型コロナ。世界中のマスコミがコロナ患者数の情報源としている米ジョンズ・ホプキンス大学によれば、この2年余りのパンデミックにより現在(2022年1月20日)までの延べ感染者数は3億3700万人(約4%)、死亡者数は556万人(約0.6%)になっています。哀しいかなこの新型コロナは病原体ウィルスのたび重なる変異により、終息のメドは全く立っていないのが現状です。

しかしながら、世界中で行われている研究から様々なことがわかってきているようです。今回は自分が興味を持ったコロナ感染と血液型についてご紹介していきます

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血液型O型はコロナに強い!

アメリカの消費者向け遺伝子検査会社23andMeが「75万人以上のデータ解析した結果、O型の人は他の血液型より新型コロナに10~20%感染しにくい。」

と報告。実は日本でも2020年5月に慶大や東京医科歯科大などが、全国100以上の医療機関からコロナ患者3,400人以上の血液などを集めて遺伝情報を解析した結果、「コロナ感染者の重症化リスクはO型が最も低く、A型とB型はO型の約1.2倍、AB型同は約1.6倍だった」と発表しています。

また、世界で権威ある週刊総合医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)』の電子版(2020年6月17)にも、「新型コロナ感染・重症化と遺伝子との関係を調べたところ、O型の遺伝子を持つ人の重症化リスクは他の血液型より低く、A型の人は重症化リスクが高くなる可能性が見られた」と血液型とコロナ重症化リスクを遺伝子レベルで研究した論文が掲載されたそうです。

2021年に入ると、このように「血液型O型はコロナに強い!」ことを裏付ける論文は上記以外の世界各国の研究機関から発表されており、どうやら真実のようです。

なぜ、「O型はコロナに強い」のだろうか?

自分には全くわかりませんが、 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏が昨年東洋経済に寄稿した記事によれば、以下の2つの理由があるそうです。

1.「抗A抗体」というたんぱく質の存在

ちょっとコロナとは離れた話になりますが・・・、よく「O型の人にはA型やB型やAB型の血液は輸血できない」と聞きます。その理由は、O型の人は「抗A抗体」と「抗B抗体」というものを持っておりA型やB型やAB型の血液が体内に入ってくると攻撃してしまうからです。同様にB型の人は「抗A抗体」を持っておりA型やAB型の血液が体内に入ってくると攻撃してしまうので、B型の人にはA型やAB型の血液は輸血できません。
話をコロナに戻しますが、人の体の中には「ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)」というたんぱく質あり、このACE2とコロナウィルスが結合するとコロナに感染するそうです。ところが前述の「抗A抗体」にはコロナウィルスとACE2の結合をある程度邪魔する働きがある(まだまだ検証が必要とのことです)ため、この「抗A抗体」を持つO型とB型の人はコロナに感染しにくいそうです。

2.O型は他の血液型より血栓(血の塊)ができにくい為

O型の人は「フォン・ヴィレブランド因子」と呼ばれる血液を固めて止血する血液凝固因子が他の血液型より3割ほど少ない為、血栓(血の塊)が血液中にできにくく脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓などになりにくいそうです。新型コロナ感染症では、これらの血栓症を併発して重症化してしまうケースが多いそうです。その為、血栓ができにくいO型の人は仮にコロナに感染したとしても重症化する率は他の血液型の人よりも低いそうです。

このようにO型の人は、「新型コロナウィルスに感染しにくく、かつ重症化しにくい」=「コロナに強い」ことは確実なようです。と、言っても感染しないわけでもありませんし、重症化しないわけでもないので油断しないでください。

コロナ以外でも一般的にO型の人は感染症に強い!

前述の藤田教授によると、「抗A抗体」はコロナウィルス以外の他の感染症ウィルスや細菌も撃退する働きがあるそうです。またもう一つの「抗B抗体」も「抗A抗体」同様に感染症ウィルスや細菌も撃退する働きがあるそうです。また、「抗A抗体」と「抗B抗体」では撃退できる病原体に差があり、その種類は「抗A抗体」の方が多いそうです。

そのため4種類の血液型では、「抗A抗体」も「抗B抗体」も両方とも持つO型が最も感染症に強く、続いて「抗A抗体」を持つB型、そして「抗B抗体」を持つA型が感染症に強いそうです。残念ながら「「抗A抗体」も「抗B抗体」も持たないAB型は最も感染症に弱いそうです。まあ、「免疫力」という言葉を使うならば

人の血液型を免疫力の強い順に並べると、「O型 → B型 → A型 → AB型」となるわけです。

ちなみに、日本と欧米主要国の血液型構成を見てみると・・・、

国名   A型  O型  B型 AB型   O+B
日    39% 29% 22% 10%   51%
米    45% 41% 10%  4%   51%
英   42% 47%  8%  3%   55%
独   43% 38% 13%  5%    51%
仏    44% 43%  8%  4%   51%

コロナウィルスに強いと言われている抗A抗体を持つO型とB型の計はほとんどの変りませんね。これまでのコロナ感染の実態から考えると・・・

やはり血液型よりも普段の感染症予防対策の方がはるかに大切だということですね!

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