大谷翔平選手と野球の神様ベイブ・ルースを比較してみた

大谷翔平スポーツ
出典:サンスポHP

今、日本中の注目を集めている大谷翔平選手
もともとあまり野球に関心がなかった自分ですが、数年前の北海道日本ハムファイターズ時代の日本シリーズで大谷翔平選手のピッチングやバッティングを初めて見て、度肝を抜かれ、それ以来、すっかり彼のファンになりました。今年は遂に「ドジャースと10年契約で1000億円」です。年棒100億円です・・・30年近く日陰を歩いてきた我々日本国庶民には想像すらつかない話です。(政治家や高級官僚から見れば見慣れた金額かもしれませんが!)

大谷翔平の二刀流

出典:baseballking.jp

大谷翔平はベイブルースの再来?

今朝も、あるTV番組が大谷翔平選手にフォーカスしていましたので何気なく見ていると、ベイブ・ルースも「二刀流」選手だったという話を耳にして、「びっくり!」。

そこで今回は、ベイブ・ルースの「二刀流」がどんな感じだったのかを調べてみました 。

大谷 翔平(おおたに しょうへい)
出身地 :岩手県奥州市
生年月日: 1994年7月5日(22歳)
身長 193cm、体重 90kg、血液型 B

岩手県奥州市立姉体小学校 (水沢リトルリーグ)
岩手県奥州市立水沢南中学校 (一関リトルシニア)
岩手県花巻東高等学校
北海道日本ハムファイターズ(2013-16)
ロサンゼルス・エンゼルス(2017‐23)
ロサンゼルス・ドジャース(2024-)

「野球の神様」 ベイブ・ルース(Babe Ruth)

きっと、野球に関心のない人でも、「ベイブ・ルース」の名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
ベイブ・ルースは、1895年生まれで、1914年に19歳でプロに入り、以来1935年までの21年間メジャーリーグ野球で活躍。
身長は約188 cm、体重は約97.5 kgで、左投左打、ポジションは投手、外野手だったそうです。

一方の大谷翔平選手は、193cmで92kg、右投左打、ポジションは投手、外野手とのこと。
あらためて大谷翔平選手の身長体重を聞くと、「でかいなぁ」と驚かされます。

最初は投手だったベイブ・ルース

ベイブ・ルースは当初、投手としてレッドソックスに入団し、最初の2年間はほとんど打席に立つことはなく、投手として活躍したそうです。
これって、投手として巨人に入った王貞治さんのケースと同じですね。ただ、王さんの場合、入団後すぐに投手から打者に転向しましたが。

ただベイブ・ルースの方は、投手として十分に活躍し、入団3年目の1917年からは、打撃の方も開花してきて、このシーズンの成績は、なんと 24勝13敗・防御率2.01、打率.325と投打で大活躍。

一方、今シーズンの大谷翔平選手の最終成績は、10勝4敗・防御率1.86、打率.322
ちなみに、大谷翔平選手は2014年には、日本球界史上初の二桁勝利+二桁本塁打、10勝10本塁打を達成しています。
これは、メジャーリーグも含めても、なんと約100年前の1918年にベイブ・ルースが記録した13勝11本塁打の以来の偉業です。
100年前のメジャーリーグと現代の日本のプロ野球を比較するのも乱暴なんですが、ただ二人とも「100年に一人の天才」のような気がします。

出典:jandream.com

ヤンキース移籍後は打者に専念

ベイブ・ルースは1919年シーズン終了後、レッドソックスからニューヨーク・ヤンキースに移籍
そして移籍後は、「二刀流」選手から打者へ専念し、結局、打者としてのあの偉大な通算成績を残したそうです。
ちなみに、ヤンキース在籍中の15年間で、投手としてマウンドに立ったのは5回だけだったそうです。

ベーブルースのバット

出典:money-academy.jp

<ベイブ・ルースの通算成績>
●投手として・・・
163登板 148先発 107完投 17完封  94勝46敗4S  防御率2.28
●打者として
打率.342 本塁打714本  打点2217

まだ22歳の大谷翔平選手。来年も、「二刀流」でいくそうですが・・・、
あのベイブ・ルースですら、「二刀流」を捨てたからこそ、「野球の神様」と言われるような偉業を成し遂げました。

いったい大谷翔平選手は、次の10年でどうなっていくのでしょうか・・・。あまり無理をしないで末永く今のキャラで頑張って欲しいと願います。「日本の星、大谷翔平!」

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