なぜ身体障害者手帳の再発行に2ヶ月もかかるのか?

片麻痺ライフ

 

先日、コンビニで身体障害者手帳のコピーをとった際にうっかりして手帳をコピー機に置き忘れてしまいました。数時間後、家に帰ってから手帳がないことに気づきコンビニに電話をしたのですが・・・見つかりませんでした

自分はこの身体障害者手帳の他にも運転免許履歴証明書などいくつかの顔写真入りの公的身分証明書を持っていたのでさほど困らないだろうと思いましたが、一応区に出向き再発行の手続きをしました。再発行申請の手続き自体は極めて簡単で、身分証明書と証明写真1枚があればものの数分で済みます。なので、自分はすぐその場で再発行してもらえると思っていたのですが・・・、なんと係りの人の口からは「手続きはこれで終わりですが、再発行まで1ヶ月半から2ヶ月ほどかかるので、またご連絡します。」と信じられない言葉が!実は無くした手帳はほんの半月ほど前に病院で細かい検査を受け主治医の診断書を提出し更新手続きをしたばかりだったので、自分は「何故そんなに時間がかかるのですか?」と尋ねると、「再発行は区では行うことができず、この申請書を区から都の心身障害者福祉センターというところに送りそこが再発行するのです。」との返答。 つまり・・・ 区役所まで出向き自分で手書き申請する。 ↓ 区の担当窓口で本人確認をして提出(申請)する。 ↓ 区から都の「心身障害者福祉センター」に郵送する。 ↓ そのセンターでデータを入力&照合する。 ↓ 確認後、再発行する。 ↓ センターが区の担当部署に再発行された手帳の中身(数センチ程度の紙っぺら)を郵送する。 ↓ 受け取った区の担当者が自分に電話か郵送で連絡する。 ↓ 自分が身分証明書を持ち区役所の担当窓口に行き受理する。

いまどき、先進国でこんなことしている国ある?自分は呆れ返って言葉も出ませんでした。

こんな手続きのオンライン化するのは簡単でしょ。

結局、9月中は障害者手帳を使ったら割引(公共交通機関や公共施設、各種民間企業のサービス)は一切利用できませんでした。なんとなく10月も間に合わないような気がしますが・・・。 やれやれです。

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