ハチミツの生産量の都道府県別ランキング1位は、なぜか北海道!

意外な日本一

「パーフェクトフード」と呼ばれるほど、天然の栄養成分が豊富で健康と美容にも良いと言われる「ハチミツ」ですが、その「ハチミツの生産量が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか?
自分は・・・、「ハチと言えば花、花といえば温暖な気候」・・・ということで、「九州か四国の県では?」と思っていました。ところが全く逆で、生産量日本一はなんと・・・「北海道」だったのです。

生産量1位は北の大地「北海道」!

下の表は農水省が発表した2020年度のハチミツ生産量ベスト10です。

このベスト10を見ると・・・どうやらハチミツの生産量は温暖かどうかはあまり関係ないようですね。ベスト5には北の県も南の県も混在しています。いずれにしても北海道や北の県でハチミツが取れるとは驚きました。ちなみに、日本のハチミツ自給率は10%未満で、輸入量の7割近くを占める中国を中心にアルゼンチン、カナダなどから輸入しているそうです。

世界のハチミツ生産量ベスト10は?

下の表は国連食料農業機関(FAO)の発表した世界のハチミツ生産量ベスト10です。

生産国は世界中に広がっていますが、その中でも中国がダントツで1位でその生産量はなんと日本の150倍以上もあります。続いて2位はトルコ、3位はアルゼンチンとなっています。ちなみに日本は66位です。ハチミツは世界中で愛されている健康食なんですね。

地球上からミツバチが消えたら、4年で人類は滅亡⁉

テレビ朝日の10月の報道番組によると、あのアルベルト・アインシュタインは「もしも地球上からミツバチが消えたなら、4年で人類は滅亡するだろう」と警鐘を鳴らしていたそうです。国連食料農業機関(FAO)によると、その理由は、地球上の農作物の約7割はハチが受粉しているから、農作物が急減し桁違いの食糧危機が世界中を飲み込んでしまうからです。恐ろしいですね。

ところが最近、地球温暖化の影響で世界中でミツバチが急速に姿を消しているそうです。その理由は・・・「ミツバチは寒い地域の植物が無くなると生きてはいけない(玉川大学ミツバチ科学研究センター中村純教授談)」からだそうです。実際に広島の養蜂家は、夏の間はトラックでハチを北海道まで運び、そこで養蜂しているそうです。

ということで、このまま地球温暖化が進むと「ハチミツの高騰」どころか「人類滅亡」というとんでもない話になってしまいました。

インスタントラーメン消費量の都道府県別ランキング1位は、なぜか青森県!?
みなさんは、「一人あたりのインスタントラーメン消費量が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか? 自分は・・・、インスタントラーメンをよく食べる一人暮らしの若者が多い「...
30年後の2050年には日本と世界はどうなっているのだろうか?
以前、平成の30年間がどんな時代だったのかを振り返りましたが、今回は逆に「30年後の2050年には日本と世界はどうなっているのだろうか?」を様々な機関の未来予測をもとに考えてみまし...
献血率日本一の都道府県は、なぜかダントツ北海道!?
よく駅前で見かける献血車ですが、日本赤十字社によれば2016年度の全国の献血者数は約482万9千人で、献血者数を献血可能人口で割った「献血率」は5.7%で、20人弱に1人だそうです...
人口当たりの大学数日本一の都道府県は、なぜか京都府!?
みなさんは、「人口10万人当たりの大学数が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか? 自分は・・・、ダントツで東京都だと思ったのですが・・・、意外にも1位は京都府なので...
切り花類の出荷量日本一の都道府県は、なぜか愛知県!?
みなさんは、「切り花類の出荷量が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか? 自分は・・・、南国である沖縄県か鹿児島県、宮崎県あたりかなぁと思ったのですが・・・、意外にも1位...
人口あたりの医師数が日本一の都道府県は、なぜか徳島県!?
みなさんは、「人口10万人あたりの現役医師数が多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか? 自分は真っ先に東京を思い浮かべたのですが、・・・東京都は304.21人 で4位...
とうがらしの生産量日本一の都道府県は、なぜか東京都!?
最近の東京は、梅雨明けとともに猛暑が続き、夏バテ気味の人も多いのでは? そんな時には「とうがらし」を使った料理が夏バテ予防にいいそうです。何故かと言うと、とうがらしに含まれている...

 

 

タイトルとURLをコピーしました