イスラム教徒の数が急増し2050年にはキリスト教徒数と並ぶ世界

経済・社会

テロだとか難民問題だとかで、世界中のメディアを毎日のように騒がせているイスラム教徒

皆さんもご存知の通り、イスラム教は西暦610年に「ムハンマド(マホメット)」が唱え、アラー神のみを信仰し、仏教のように仏像を拝むような偶像崇拝を禁じた宗教です。
そのため、毎日決められた五回のお祈りの時刻に聖地メッカのある方角へ礼拝するが、イスラム教徒の義務だそうです。

今回は、「ムスリム」と呼ばれているこのイスラム教徒について調べてみました。

聖地メッカのある方角へ礼拝するイスラム教徒

聖地メッカのある方角へ礼拝するイスラム教徒

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世界中で約16億人、世界人口の23.2%を占めるイスラム教徒!

米国の調査機関ピュー・リサーチ・センター(下記参照)によれば・・・、

2010年の時点で、世界のイスラム教徒は約16億人世界人口の23.2%を占めているそうです。
一方、長い歴史の中で何度も激しい争いを繰り返してきたキリスト教徒は、約22億で世界人口の31.4%を占めています。。

すでに世界中の人の4人に1人がイスラム教徒だとは驚きました。こんな状況ならば、今後の世界情勢に対してイスラム教徒が大きな影響力を持つのも時間の問題だと感じます。

逆に、たかだか1億人強の「日本」という国の存在は、世界から見たら「ちっぽけなものなんだぁ」と痛感しますねぇ。

ちなみに、イスラム教徒居住地域は世界の人口急増地域と大きく重なっている為、ここ40年間のイスラム教徒の増加率は73%、一方のキリスト教徒の増加率の2倍以上うです。

※ピュー・リサーチ・センター (Pew Research Center)
クリントン政権時に米国初の女性国務長官を務めたオルブライトと前国連大使のダンフォースにより運営されているワシントンにあるシンクタンク。

イスラム教の聖地メッカでの大巡礼「ハッジ」

イスラム教の聖地メッカでの大巡礼「ハッジ」

2050年にはイスラム教徒とキリスト教徒の数がほぼ拮抗

前述のピュー・リサーチ・センターの予測によると・・・、

今後も引き続きイスラム教徒が住む地域の出生率が高いことなどから、2050年にはイスラム教徒は27億6千万人(世界人口の29.7%)となり、キリスト教徒の29億2千万人(同31.4%)に人数と比率で急接近するそうです。

世界最古の宗教と言われ4000年前に誕生したユダヤ教の血を引き、約1900年の歴史を持つキリスト教。一方、イスラム教は610年に誕生した1500年の歴史。

この世界の2大勢力が、ここ100年で3倍に急増した世界人口の影響で、恐ろしいこと?に、人類史上初めて両勢力の人口が伯仲するのです。

経済的にはまだまだ弱小勢力のイスラム教徒

下記の表は、世界最大級のシンクタンク、プライスウォーターハウスクーパース社(pwc)が世界上位32カ国について、2050年の購買力平価ベースのGDPを予想したもので、橙色はキリスト教徒が多い国で、逆に緑色はイスラム教徒の多い国です。

これを見る限り、2050年もイスラム教徒は人数こそ増えますが、世界経済に与える影響力はまだまだ微々たるものと考えられます。ただ、貧しいイスラム教徒と裕福なキリスト教徒が対峙しあう世界は、なにか怖いものがありますねぇ。

<2050年の購買力平価ベースGDP予想>

 国名GDP
(10億ドル)
1位中国61,079
2位インド42,205
3位米国41,384
4位インドネシア12,210
5位ブラジル9,164
6位メキシコ8,014
7位日本7,914
8位ロシア7,575
9位ナイジェリア7,345
10位ドイツ6,338
11位 英国5,744
12位 サウジアラビア 5,488
13位 フランス 5,207
14位 トルコ 5,102
15位 パキスタン 4,253

果たして、30年後の世界はどうなっているのでしょうか?
また、その中で日本はどうなっているのでしょうか?

 

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