「ポスト安倍」のダークホース 自民党の異端児 河野太郎のまとめ!

河野太郎政治・行政

「ポスト安倍」の声もそろそろ聞こえ出しましたが、有力候補である石破さん、岸田さん以外のダークホースと言われ、旧態依然とした永田町の論理とは一線を画す政治スタイルを貫き「自民党の異端児」と呼ばれているる河野太郎氏についていろいろ調べてみました。

なぜ公共福祉サービスである「移送サービス」が普及しないのだろうか?
先日、ネットで介護タクシーを探していたら偶然「大田区移送サービス利用券」というものを発見しました。これは自分のような身体障害者にとって非常にありがたいものなので、今回はこの「大田区...

有名な政治家一族出身の政界のサラブレッド

河野太郎さんの簡単なプロフィールは以下の通りです。

生年月日1963年1月10日(55歳)
出生地神奈川県平塚市
略歴慶應義塾中等部→慶應義塾高等学校卒業
慶應義塾大学経済学部(2ヶ月で中退)
ジョージタウン大学卒業
1986年 富士ゼロックス入社
1996年 衆議院議員(自民党麻生派
2009年 自民党総裁選挙へ出馬→敗北
2017年 外務大臣就任
2019年 防衛大臣就任
親族祖父:河野一郎(自民党の政界実力者)
父:河野洋平(元自民党総裁、元衆議院議長)

見ての通り、政治家一族で生まれ育った政界のサラブレッドでありますが、ある面「完全なボンボン」とも言えます。このあたりは、安倍元首相と全く同じですね。
実は自分も平塚育ち&慶応大学卒の同世代なので、河野太郎さんの話は周りの人からよく聞きました。
「太郎は典型的なボンボン」と!

こんな河野太郎さんは、若手議員時代には党の方針に逆らって国会の採決で何度も造反し、「自民党の異端児」と呼ばれていました。そのため出世は遅く、当選7回で内閣府の行政改革相に就任(2015年)したのが初入閣でした。

政治信条や政策の方針は?

今の日本が抱える様々な課題に対する河野太郎さんの考え方や主張は以下の通りです。

■憲法九条の改正

読んでそのまま自衛隊は合憲であり、日本は自衛権を持ち、自衛のための実力の行使はできるということが理解できる憲法改正は必要なのではないかと、私はかねてから申し上げてきましたので、自衛隊を憲法上に位置付ける改正には賛成です。

上記は河野太郎さんのHP上で書かれているもので、完全に「憲法改正賛成派」です。

■財政再建

高めの経済成長率を前提に議論しても、『絵に描いた餅』になるだけである。
年金制度そのものの抜本改革が必要だ。国民年金は、消費税を財源として保険料を廃止する一方で、厚生年金は、民間の個人年金のような積立方式へと改めるべきだ。

財政再建推進派&年金制度抜本改革推進派」だが、今の政府の小手先騙しの進め方については非常に批判的です。

■原発問題

日本の原子力発電は経済採算性は合わない。原子炉の新設はしないということを政治主導で決める。

河野太郎さんは、同じ神奈川出身の小泉純一郎元総理と同様に、福島第一原子力発電所事故以前から明確に原発反対を主張し続けている自民党内では非常に珍しい議員ようです。

性格・人柄や趣味は?

性格的には、「オープンな熱血漢だがつむじ曲がり」という声をよく聞きます。そんな河野太郎さんの人脈は、サッカー選手の中田英寿やミュージシャンの坂本龍一や堀江貴文といったように政界意外にもスポーツ界、音楽・芸能界、IT業界と非常に幅広いそうです。

さらに、河野太郎さんについて特筆すべき点はその「英語力」です。その実力は外務省幹部も「イギリス大使に匹敵する」と認めているようです。
実際、昨年フィリピンで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会合においても、ティラーソン米国務長官との会談や日米豪外相会議で通訳を介さず直接やりとりしたそうです。
さらに、その英語力を活かし、米ジョージタウン大の同窓生でヨルダンのアブドラ国王をはじめ、多数の海外政財界人と交流があるそうです。河野太郎2

最後に彼の趣味ですが・・・
富士ゼロックスのシンガポール駐在員時代に覚えたダイビングと平塚でのサッカー観戦。特に、サッカーの方は熱心で地元平塚を本拠地とするJリーグの湘南ベルマーレの取締役会長を務めたこともありました。

いろいろ普通の自民党の議員と異なっている河野太郎さん。
もし菅氏、麻生氏に加え、同じ神奈川県選出議員である小泉進次郎氏まで河野支援に回れば、河野政権誕生が現実味を帯びてきます。

個人的には、河野太郎さんのような若くて(安倍さんの9歳下)、行動力と国際感覚のある人に総理になって欲しいと思います。

麻生太郎はとてもエリートには見えないが、実は超エリート
テレビでよく国会の答弁でよく見かける麻生副総理ですが、いつもふてぶてしい態度でインタビューに答え、失言もたびたび・・・。 実はこの麻生さん、今から10年ほど前の平成20.9.24...
大物政治家の顔が歪んでいるのはなぜ?
昨日、テレビで自民党の派閥再編のニュースを見ていた時、「麻生太郎さんや石破茂さんのような大物政治家は、なぜ顔が歪んでいるんだろうか?」と、ふと疑問に感じました。 もちろん人間...
「次期首相」候補の石破茂は自己中なオタク
今回は、「ポスト岸田」と言われている世論調査で自民党次期総裁選候補トップの石破茂さんについて調べてみました。 石破さんは政界では二流エリート? 石破さんは1957年(昭和32年...
タイトルとURLをコピーしました