ここ30年の世界の主要国トップ変遷 ≪日本の常識、世界の非常識≫

政治・行政

今、日本を始め世界全体が第二次世界大戦後最大のピンチ局面にあると思います。それなのに岸田政権や野党の関心事は目先の参議院選挙のようです。あきれ返るばかりです。

世界が大きく変わった1989年以降「一体全体、世界の主要国のトップはどう変わってきたんだろう??」とふと疑問を覚えたので、今回は今一度頭の中を整理してみるつもりで、「世界情勢に大きな影響力を持つ主要国のここ30年のトップ変遷」を一覧表にしてみました。なお、大半のトップ交代は年の途中で起こっていますが、この表では見やすくするために年単位に自分の判断で丸めています。

主な出来事米国ロシア中国英国仏国独国日本
1989ベルリンの壁崩壊、冷戦終結、天安門事件、天皇崩御、バブル頂点、消費税スタートブッシュ×江沢民サッチャーミッテランコール宇野
1990×海部
1991ソ連崩壊、湾岸戦争エリツィンメージャー
1992宮澤
1993EU発足クリントン
1994細川/羽田
1995村山
1996シラク橋本
1997アジア通貨危機
1998ブレア
1999シュレイダー小渕
2000プーチン
20019.11テロJr.ブッシュ小泉
2002
2003イラク戦争胡錦濤
2004
2005
2006メルケル
2007安倍(第一次)
2008リーマンショックブラウンサルコジ福田
2009欧州債務危機オバマメドヴェージェフ麻生
2010鳩山
2011シリア内戦勃発、東日本大震災キャメロン菅(直人)
2012野田
2013プーチン習近平オランド安倍(第二次)
2014ウクライナ内戦勃発
2015
2016
2017トランプメイ
2018マクロン
2019
2020イギリスEU離脱ジョンソン
2021バイデン
2022ウクライナ戦争勃発シュルツ岸田

これを見れば誰もが感じることは「日本はトップの交代が異常に多いなぁ」ということです。ちなみにこの期間での各国のトップの人数は、最も多いのはダントツで日本(18人)です。次いで多いのは英国(7人)、次いで米国(6人)、仏国(5人)、独国(4人)、中国(3人)、ロシア(3人)。まあ、ロシアのメドヴェージェフはプーチンの傀儡政権なので実質2人ですね。

日本のようにこんなにコロコロトップが変わっては国のまともな運営などできるわけありません。きっと世界もまともに日本政府の話など聞いていないでしょうね。

皆さんはどう思いますか?

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