年々増え続けている訪日外国人観光客ですが、観光庁によれば今年は3,300万人前後になるそうです。この訪日外国人観光客の大半は空路で日本にやってくるのですが、クルーズ船を使い海路で来日している人も年々増加し、現在は全体の1割弱を占めているそうです。ちなみに、2018年の訪日クルーズ旅客数は、244.6 万人もいたそうです。
では、「外国からのクルーズ船の寄港回数が最も多い都道府県」というと、どこを思い浮かべますか?
自分は・・・、「横浜港がある神奈川県か、神戸港がある兵庫県だろうな」と思っていました。しかし、驚くなかれ「福岡県」が1位だったのです。
そこで、今回はこの海外クルーズ船についていろいろ調べてみました。
実際に観光庁が発表している2011~2018年の港湾別海外クルーズ船の寄港回数を見てみると・・・、
確かに2015年以降は、博多港=福岡県が4年連続で1位となっています。さらに2016年以降は、2位3位も長崎港=長崎県、那覇港=沖縄県と日本の南部に集中しているのです。一方、長年「日本の海の玄関」と言われてきた横浜港=神奈川県は、2014年までは4年連続で1位でしたが、その後はじり貧です。神戸港=兵庫県も同様です。
1位 | 2位 | 3位 | |
2011年 | 横浜 119 | 神戸 107 | 博多 55 |
2012年 | 横浜 142 | 博多 112 | 神戸 110 |
2013年 | 横浜 152 | 神戸 101 | 石垣 65 |
2014年 | 横浜 146 | 博多 115 | 神戸 100 |
2015年 | 博多 259 | 長崎 131 | 横浜 125 |
2016年 | 博多 328 | 長崎 197 | 那覇 193 |
2017年 | 博多 326 | 長崎 267 | 那覇 224 |
2018年 | 博多 279 | 那覇 243 | 長崎 220 |
その原因は・・・、そうです、中国人富裕層が大型クルーズ船でやってくるようになったからです。博多港は、2015年に入国審査ブースなどを備えた客船専用ターミナル「中央ふ頭クルーズセンター」もオープンし、今や東アジア地域をめぐるクルーズに欠かせない港になっています。
しかし、一隻の大型クルーズ船が着くと、一気に5,000人以上の中国人が街にあふれ、やりたい放題やるのです。最近では、日本で最も美しい島といわれているあの宮古島にも大型クルーズ船が寄港し、たくさんのモラルなき中国人であふれかえっているそうです。悲しいものがありますねぇ。
皆さんは、どう思います?


辛いものがあるなぁ・・・



































