最新基本データから見た世界の中での日本の真の姿は?

今まで、人口構成面や経済面など様々な視点で世界の中の日本を見てきましたが、今回は原点に戻って日本の基礎力を見てみました。
正直言って「驚くべき事実」がたくさんありました。

国の面積

まず最初は基本中の基本である「国土面積」ですが、世界の上位国と主要国を見てみると・・・、

1位 1,710万k㎡ ロシア

これは誰もがご存知の通り、長らくウラジーミル・プーチン大統領がトップである「ロシア」です。2,240万k㎡もあったソ連時代から比べるとだいぶ減ったのですが、いまだに地球最大の大陸であるユーラシア大陸の約1/3を占める超大国です。

2位 998万k㎡ カナダ

自分はやや意表を突かれた感じですが、2位は「カナダ」です。極地が多く大都市も少ないため印象が薄く、大きい国だとは思ってましたが、まさか世界№2とは思いませんでした。

3位 983 万k㎡ 米国

アラスカが含まれているとは言え、やはり米国は広いですね。ロスやサンフランシスコのある西海岸のカルフォルニア州だけでも日本以上の広さで、米国全土では日本の27倍以上です。

4位 960 万k㎡ 中国

そして次は中国です。米国や中国は以前出張でよく行きましたが、米国に比べ中国はどこにでも100万人以上の都市があり、どこに移動してもせいぜい飛行機で2-3時間だったのでそれほど広いとは感じていませんでした。

5位 852 万k㎡ ブラジル

ブラジルは行ったことがないのでよくわかりませんが、きっと国土の大半がアマゾンのジャングルなんでしょうね。それにも関わらず人口が2億人以上いるのが不気味です。

6位 774 万k㎡ オーストラリア

国土の大半が砂漠とはいえ、人口は2,560万人で日本の1/5。やっぱり広々した国ですね。

続く7位以下はオーストラリアと比べると半分以下で以下の通りです。

7位 329 万k㎡ インド
8位 278 万k㎡ アルゼンチン
9位 272 万k㎡ カザフスタン
10位 238 万k㎡ アルジェリア

では、日本や他の主要先進国はというと・・・、以下の通りです。

48位 55 万k㎡ フランス
51位 51 万k㎡ スペイン
61位 38 万k㎡ 日本
62位 36 万k㎡ ドイツ
71位 30 万k㎡ イタリア
75位 26 万k㎡ ニュージーランド
78位 24 万k㎡ イギリス

日本は狭い国というイメージが強かったのですが、実は先進国の中で見ると・・・、
米国→オーストラリア→フランス→スペインに続く第5位なんですね。まあまあと思いませんか?

では次は、「人口」(2018年)を見てみます。

人口

1位 13億9,538万人 中国

これは誰もがご存知の通り、長らく世界で人口No.1国は中国です。それにしても、自分が学生時代に覚えた数字は8億陣人でしたが、今や14億人とは! ただ、中国政府の発表では人口のピークは10年後の2029年14.4億人とのことです。

2位 13億3,422万人 インド

「えっ、インドも13億人」と驚いた人も多いのではないでしょうか。自分もその中の一人です。国連が先日発表した世界の人口推計は、インドの人口が10年以内に中国を抜き、トップに躍り出るそうです。恐ろしいことですねぇ。
 →→→ インドの人口は2070年には脅威の23億人!

3位 3億2,735万人 米国

中国・インドと比べると1/4程度ですが、まさか米国が3位とは想像もしませんでした。

3位以下は以下のとおりです。

4位 2億6,416万人 インドネシア
5位 2億833万人 ブラジル
6位 2億39万人 パキスタン
7位 1億9,388万人 ナイジェリア
8位 1億6,488万人 バングラディシュ
9位 1億4,397万人 ロシア
10位 1億2,649万人 日本

日本はロシアの次で10位なんですね。先進国でベスト10入りしているのは、米国と日本だけです。

では、他の主要先進国はというと・・・、以下の通りです。

17位 8,289万人 ドイツ
21位 6,647万人 イギリス 
22位 6,437万人 フランス
23位 6,048万人 イタリア
26位 5,166万人 韓国
30位 4,645万人 スペイン

イギリスやフランス、イタリアは実は日本の半分ぐらいの人口しかいないんですね。改めて先進国の中での日本の異様さを知りました。

続いては、「人口密度」です。

人口密度

人口密度の上位はその大半は非常に面積が狭い都市国家です。ちなみに上位3カ国はすべてアジアにある元欧州列強の植民地です。

1位 23,475人/平方キロ マカオ
2位 8,090人/平方キロ シンガポール
3位 6,754人/平方キロ 香港

では、日本や他の主要先進国はというと・・・、

14位 518人/平方キロ 韓国
25位 335人/平方キロ 日本
33位 273人/平方キロ イギリス
40位 232人/平方キロ ドイツ
49位 201人/平方キロ イタリア
142位 33人/平方キロ 米国

日本は人口密度が高いと言われますが、数字的には欧州の先進国と大差はないと言えます。ただ、日本は人が住めない火山地・丘陵を含む山地の面積が国土の 約75%を占めているため、少ない平地や盆地にに人口が密集しているため、欧州各国に比べごちゃごちゃしているそうです。いちなみに米国は日本の1/10です。

また、驚くことに13億の人口を持つインドは、国土も広いにもかかわらず、人口密度は406人/平方キロと日本より高いのです。恐ろしい限りですね。

最後は経済力です。

経済力

一国の経済力を見るための典型的指標である「名目GDP(国内総生産)」は、以下の通りです。

1位 20.5兆ドル 米国
2位 13.4兆ドル 中国
3位 5.0兆ドル 日本

日本は2010年に中国に抜かれ、42年間守っていた世界2位の経済大国の地位を中国に譲りました。しかし、中国はその後の8年で日本の2.7倍にまで拡大しているのです。恐ろしい限りです。3位以下は以下の通りです。

4位 4.0兆ドル ドイツ
5位 2.9兆ドル イギリス
6位 2.8兆ドル フランス
7位 2.7兆ドル インド
8位 2.1兆ドル イタリア
9位 1,9兆ドル ブラジル
10位 1.7兆ドル カナダ

予想通りの国々が並んでいますね。

こう見てくると、これからは日本はもはや「単なるアジアの小さな先進国」でしかないような気がします。少子高齢化でますます弱っていく日本。早く「過去の栄光を再び」のような夢は捨て、現状と将来をよく考え、超大国の米国や中国及びアジアの諸国との関係を、今一度真剣に見直す時期なのではないでしょうか?

 

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