東京がアジアからの不良外国人で溢れる街になる!?

社会・経済

今、政府は予想される「労働力不足」への対応策として、急速な「単純労働対応の外国人労働者の受け入れ拡大」を図るつもりです。しかも、いま国会で議論が始まったばかりなのに、数カ月後の来年4月には実施する計画です。

これって、長年私たち日本人が築いてきた「安全で住みやすい日本社会」をぶっ壊しかねない重要な分岐点なのではないでしょうか?

そこで今回はこの「単純労働対応の外国人労働者」受け入れ問題について、詳しく調べてみました。

平和な日本社会を壊す「不良外国人」が急増

現在、日本で合法的に単純労働の職場で働いている外国人は、技能実習生という日本独特の資格をクリアーしている人たちと大学や専門学校への留学生が大半です。その人数はというと・・・、
留学:32万4245人 (中国、韓国中心)
技能実習:28万5776人 (中国、ベトナム中心)
と、両者を合わせると60万人以上になります。ちなみに大田区の人口が70万人強なので、この人数はかなりのものです。

今、日本各地で問題になっているのは、この「技能実習生の失踪」で近年では毎年大幅に増え続けており、法務省によると、2017年の失踪者は7,089人で前年比40%増だそうです。

技能実習生の失踪数推移

出典元:日経新聞HP

本来、技能実習生の場合、滞在期間や職場、住居などを行政の方で詳しく把握・管理していますが、一度失踪してしまうと全く手のつけようがないそうです。

つまり、失踪後の技能実習生は「不法滞在者」として、アンダーグラウンドな世界で生きていくしかないのです。当然、田舎などでは隠れて生きていくことなど不可能なので、東京や大阪など同邦人が多く住んでいて目立たない大都市に集まってくるのです。しかし、「不法滞在者」ではまともな職場では働くことはできません。

結局、彼らのような「不法滞在者」をターゲットにしている悪徳ブロカーの世話になるしかなく、どんどんアンダーグラウンドな世界に引きずり込まれるのです。
日本に来たときは「真面目な労働者」だったのに、そのような世界で急速に「不良外国人」に変わってしまうのです。

→→→ 日本に住んでいる外国人の数は?
 →→→ 外国人の住民が多い東京の区は?

やや古いデータなのですが、ご参考までに主要国の外国人労働者数とその労働人口に占める割合をご紹介します。(出典は総務省資料)外国人労働者数

政府は、欧州先進国レベルまで増やすつもりなんでしょうかねぇ?

ロンドン市民の生活を壊した移民

イギリスのロンドンでは、2001年以降移民による外国人労働者が急増し、白人のイギリス人の割合は2001年の59.79%から2011年には44.89%にまで低下したそうです。
この間に60万人以上の中上流階級のイギリス人が、ロンドン中心部のインド、パキスタン、バングラデシュなどの「アジア人」や「アフリカ系黒人」の増加による治安の悪化や生活環境の悪化を嫌い、住み慣れた土地を離れ、ロンドン郊外に移り住んだそうです。

このようにロンドンは、2001年以降米国のNYに次ぐ「国際都市」として成功を収めてきましたが、反面失ったものも多かったようです。

→→→ 移民の増加で崩壊する欧州の社会

自分は、日本の「単純労働対応の外国人労働者の受け入れ」については反対派です。
日本の社会は「相手を思いやる心」と「ルール遵守の精神」で成り立っている「ガラスの城」のような精細な社会です。道徳意識の低いアジア人が大量に押し掛けてきたら、すぐにバラバラに崩れてしまうような気がします。

いい加減、政府も自民党も「発展途上国のような経済成長第一主義」から抜け出し、「人口減少社会国家」にふさわしい政策に転換して欲しいものです。

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