人の年収は気になるものですよねぇ~!
そこで今回は、築地市場移転問題の責任の所在等で話題になっている、東京都職員の給与・年収や退職金について調べてみました。
東京都職員給与の合計は年間1兆円越え!
まずはじめに自分がビックリしたのは、東京都職員の数の多さ!なんと約15万人もいるのです。
そのおおよその職種内訳は・・・、
一般行政部門 | 1.8万人 |
警察部門 | 4.7万人 |
消防部門 | 1.9万人 |
教育部門(小中高校の教員) | 6.4万人 |
病院・都営交通・その他 | 2.0万人 |
そうなんです、警察・消防そして公立学校の先生たちも「都職員」だったのです。
そんな15万人もの、昨年度(H27年)の都職員給与の合計は・・・、
なんと・・・、1兆1,099億円、前年度に比べ163億円(1.5%)の増となってようです。
さらに驚いたのは、下の円グラフの真ん中に書かれた「一人あたりの給与費」。
これって、サラリーマンでいう“年収”でしょ!
都職員の平均年収は751万円。しかも、平均年齢は40歳そこそこ!
あんな適当な仕事をして、この給与!
自分は、「カチンとくる」より、「空いた口がふさがりません」でした。
小池都知事には、都政の改革をどんどん推し進めていって欲しいと思います。
学校の先生ってこんなに貰っているの!
その都職員の給与(期末…いわゆるボーナス・勤勉手当を除く)を職種別に見ると以下の表の通り・・・、
自分が予想外だったのは、「小中学校教育職」の給与。
実は、自分は中2と高3の子供を持つ親です。
自分には、とてもあの先生方が、こんな給与に見合う仕事をしていたと思えません。
このように感じるのは、自分だけでしょうか?
また、各部署で局長級まで上りつめれば、年収は約2000万円。凄いですね。
一般行政職 | 警察職 | ||||
平均給料 月額 | 平均給与 月額 | 平均年齢 | 平均給料 月額 | 平均給与 月額 | 平均年齢 |
316,682円 | 452,041円 | 41.6歳 | 318,752円 | 498,056円 | 39.0歳 |
小中学校教育職 | 高等学校教育職 | ||||
平均給料 月額 | 平均給与 月額 | 平均年齢 | 平均給料 月額 | 平均給与 月額 | 平均年齢 |
341,433円 | 441,721円 | 40.8歳 | 360,664円 | 466,693円 | 43.8歳 |
技能労務職 | ||
平均給料 月額 | 平均給与 月額 | 平均年齢 |
292,729円 | 395,396円 | 48.8歳 |
【東京都職員の年収モデル】
●25歳(係員、扶養家族なし)
年収358万1000円
●35歳(課長代理、配偶者・小学生1人)
年収644万8000円
●45歳(課長、配偶者・中学生2人)
年収1045万円
●50歳(部長、配偶者・中学生1人・高校生1人)
年収1274万4000円
※東京都人事委員会HPを参考に作成

おいおい、45歳で年収1,000万円超えかよ・・・。うらやましい限りだね。
さらに、定年退職金は平均2,277万円!
平成27年度の定年等退職での退職金は、平均2,277万円。
平均勤続年数は36年3月となっていますが、これは大卒就職でほぼ60歳退職であります。
きっと、上級職幹部にはその後も、“天下り”が用意されているのでしょうね。
一般的に天下り先での年収は1200万円~1800万円。民間企業に行けば、2000万円超の年収がもらえるケースがあります。また、いくつもの企業・団体を『渡る』例も珍しくありません。

都の職員になれば、一生安泰だね。

本当に日本の役所の給料は高すぎる。まったく、庶民をなめてるよな。
いやー、こう見てくると・・・、
都職員には優秀な方も多いと思うので、70歳過ぎの古狸も多い都議会の悪しき慣習にとらわれず、都民のために十二分に能力を発揮してもらいたいと思います。
▶▶▶ 都議会議員の給与ってご存知?

都職員よりも、都議会議員の方が法外な報酬を貰っているらし・・・。












